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吉野悟

コンセプトハウス造りのプロ

吉野悟(よしのさとる)

アーバンホーム株式会社

コラム

新築のキッチン間取りの決め方

子育て世代の間取り

2018年3月1日

これから家を購入しようと検討されている場合、リビングや書斎、ガレージなどそれぞれこだわりを活かしたものにしたいとお考えだと思います。その中でも特にキッチンにこだわりをお持ちのかたは多いのではないでしょうか。

家族とコミュニケーションを取りながら食事を作りたい、友人知人を呼んでパーティをしたいなどさまざまな憧れがあるでしょう。

今回はキッチンの種類やそれぞれのメリット、デメリット、そして間取りのポイントなどをご紹介します。

キッチンは独立型にするかダイニングキッチンにするか

キッチンを考える際、まず決めるべきはキッチンをどこに設置するかです。最近はキッチンとダイニングが一つなったDK、またリビングまでが一つになったLDKと言われる間取りが主流です。

しかし一昔前であれば、アニメのサザエさんやちびまる子ちゃんの家にあるような、キッチンだけで一部屋を使う独立型が主流でした。この独立型とダイニングキッチン、主なメリット、デメリットは次のようなものです。

【独立型キッチンのメリット・デメリット】
独立型キッチンのメリットは、料理を集中してつくれること、そして料理の匂いをダイニングやリビングに流さずにすむことです。逆にデメリットはキッチンだけで独立した部屋が必要になるため、ある程度の広さがないと難しいという点です。

【ダイニングキッチンのメリット・デメリット】
ダイニングキッチンのメリットは、家族とコミュニケーションを取りながら料理ができる点です。特に小さなお子さんがいらっしゃる家庭であれば、お子さんが見える場所で料理がつくれることは大きなメリットといえるでしょう。逆にデメリットは調理器具や食器などが多くなれば別の保管場所が必要になること、そして料理の匂いがダイニングに直接流れてしまうことです。

キッチンの型の種類とレイアウト方法

キッチンを独立型にするかダイニングキッチンにするかを選んだら、次に考えるべきはどういった形のキッチンにするかです。ここでは現在の主流であるダイニングキッチンにすることを前提に、主なキッチンの種類とレイアウト方法をご紹介します。

【I型】
もっともシンプルな形のキッチン。シンクとコンロ、さらには冷蔵庫までを一直線に並べた形です。それほど場所を取らずコンパクトにできることから、多くの家で見られる形のキッチンです。
ただしあまり横長にし過ぎると作業効率が落ちてしまいます。また壁面に向いて設置されている場合は、家族のいるダイニングやリビングに背を向けて作業することになるため、家族とのコミュニケーションを取るためには、キッチンの横にテーブルを設置するか、キッチンとテーブルを近くに配置するレイアウトにする必要があります。

【II型】
セパレート型とも呼ばれるキッチン。シンクとコンロを別々に設置する形です。シンクとコンロが別々になることで作業動線が短くなること、対面型のキッチンにできること、I型に比べると調理器具や食器の収納エリアが多くなることなどがメリットです。

シンクとコンロを使うたびに振り返らなくてはならない点はII型のデメリットかもしれませんが、シンクとコンロの位置をきちんとプランニングすることで、効率の良い作業動線にすることができます。

対面型にする場合、テーブル側に設置するのをシンクとコンロのどちらにするかは、使う頻度によってレイアウトすることがポイントです。またより作業をしやすくするには、二列の間を90cm以下にすることをおすすめします。

【L型】
シンク、コンロ、冷蔵庫をL字に配置するキッチンです。II型はシンクとコンロの行き来で身体を180度回転させますが、L字であれば90度で済むため、よりスムーズな作業が可能になります。

またL字型キッチンの背後はスペースが広く取れるため、複数人で作業する場合もぶつかり合ったりする危険も少なくて済みます。ただしI型、II型に比べるとある程度の広さを必要とする点はデメリットといえます。II型同様、対面式にすることは可能です。

【U型】
II型とL型を合わせた形のキッチン。シンクとコンロを90度に設置すれば、L字型同様にスムーズな作業が可能になるうえ、作業台を広くできることで、本格的に料理を楽しみたいといったかたにおすすめのタイプです。

デメリットはL型同様、ある程度の広さを必要とすること、またコーナーなどが作業スペースとしては活用しづらく、デッドスペースになってしまう可能性があることでしょう。しかし、キッチンカウンターのコーナー部分の下は、収納スペースになっているキッチンが多いので収納としては問題ないと言えるでしょう。

家族とコミュニケーションを楽しみながら料理をつくりたい場合は、テーブル側に作業台をレイアウトするとよいでしょう。

【アイランド型】
これまでご紹介したキッチンは基本的に壁面に設置させるタイプのものです。対してアイランド型は壁から独立した場所に設置するタイプで、ダイニングやリビングと一体感のあるレイアウトが可能です。

キッチンカウンターのまわりに空間があるため、ホームパーティなど大人数で作業をする際も使いやすく、またダイニングやリビングを見渡せるため開放感があるのがもっとも大きなメリットです。かなり広いダイニングを必要とすること、また、ダイニングやリビングとの一体感があるため、常にきれいに整理しておかなければ…といったことがデメリットになります。

【ペニンシュラ型】
完全に壁面から独立しているアイランド型に対し、一辺が壁面に設置しているのがこのペニンシュラ型キッチンです。アイランド型同様、対面式で家族とのコミュニケーションを重視されるかたにはおすすめのタイプです。広いダイニングが必要、掃除が大変といったデメリットはアイランド型と変わりませんが、壁に設置する箇所にコンロを置き、壁を少し長めにしたうえで換気扇を設置すればある程度、汚れや匂い漏れを防ぐことが可能です。

キッチンのレイアウトで注意すべき点

キッチンのレイアウトでもっとも注意すべきは作業動線です。一般的にシンク、コンロ、冷蔵庫の3つを行き来する距離の合計が3.6~6.6m以内に収まるようにする、そしてそれぞれの場所への距離を1.2m以内の抑えると、スムーズな作業がしやすくなります。これをワークトライアングルといいます。

また冷蔵庫、ゴミ箱などの設置位置を決めたうえでキッチンのレイアウトをすることをおすすめします。

冷蔵庫やゴミ箱を後回しにすると、動線が悪くなり使いにくいキッチンになる可能性が高まります。

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