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吉野悟

コンセプトハウス造りのプロ

吉野悟(よしのさとる)

アーバンホーム株式会社

コラム

子育てしやすい間取りとは?

子育て世代の間取り

2018年2月21日

家を購入するタイミングは人それぞれですが、お子さんの誕生をきっかけに、もしくはお子さんが幼稚園や小学校に上がる時になど、お子さんの成長を基準に家を購入するかたは多いのではないでしょうか。

お子さんが成長し家族構成が固まれば、後になって部屋が足りなくなるといったことを避けられるということは大きなメリットですが、だからこそ間取りはお子さんの成長を前提に考えておくことが必要です。そこで今回は子育てをしやすい間取りについて詳しくご紹介します。

住まいを探す理由の1位は子どもや家族のため

2012年11月、株式会社リクルート住まいカンパニーと株式会社ベネッセコーポレーションが共同で行った「住まい購入のお金事情調査」によると、住まいを探そうと思った理由でもっとも多かったのは「子どもや家族のために家を持ちたい」で、複数回答ながら全体の60.3%と高い数字を示しています。

また2015年5月、野村不動産アーバンネット株式会社が行った「子育てと住まいに関するアンケート」によると、「子育ての環境や子育てのしやすさなど、子育てを考慮して住まいを選びたいですか?」という質問に対し、全体で85%が「はい」と回答しています。

特に未就学児や小学生のお子さんを持つ家庭では93%以上が「はい」と回答していることからも、当たり前ながらお子さんがいる家庭において、家の購入を検討する際には、お子さんを中心に検討していることが伺えます。

子育てに適した間取りのポイントはコミュニケーションと家事

前項でもご紹介したように、家を購入するタイミングとしてお子さんがきっかけになるケースが非常に多いこと。そして実際に住む家も、子育てのしやすさが重視されているかたが多いことはおわかりいただけたと思います。

では、子育てのしやすい家とはどういった家なのでしょう? ここではそのポイントとなるコミュニケーションと家事についてご説明します。

【親子のコミュニケーションを重視した間取りを】
お子さんも中学校、高校になれば個人の部屋を持ち、一人の時間を多く取るようにもなります。しかしそうなった場合でも、家族で過ごす時間は大切であり、常にコミュニケーションを取れる間取りにすることは、お子さんの人格形成においても重要な意味を持ちます。そのポイントはリビングです。

例えばリビングを吹き抜けにして、別の階にいてもリビングを見渡せるような間取りにする、お子さんが小さいうちはリビングの一角にキッズルームを設置するのもよいでしょう。

また大きなダイニングテーブルを置き、食事だけではなく勉強やゲームなどさまざまなことをリビングで行える多機能リビングにして、仮に一人で食事をすることになっても、誰かが常にリビングにいて何かをしているという状態をつくるなど、お子さんが大きくなってからでもリビングを起点としたつながりをつくることで、家族のコミュニケーションが取りやすくなります。

さらに兄弟姉妹が多い場合は、小さい頃は全員が同じ部屋で遊んだり勉強したりする広い部屋を与え、大きくなったら家具やパーテーションで区切って個人の部屋にするなど、成長に合わせて柔軟性を持った間取りにすることもおすすめです。

【家事のしやすい間取りにする】
家事のしやすい間取りとは、家事動線をできるだけ短くすることです。キッチンからランドリールーム、そしてベランダや庭(洗濯ものを干す場所)へとスムーズに移動できる間取りにすることで、家事にかかる時間の短縮につながります。

この家事動線を短くすることのメリットは単に家事時間の短縮だけではありません。それによってお子さんとかかわる時間が増えること、特にお子さんが小さい場合、できるだけ目を離すことなく家事を行えることです。

具体的にはキッチンを対面式やアイランドキッチンにし、料理をつくりながらもリビング全体を見渡せるようにすること、そしてそのキッチンからランドリールーム、ベランダや庭へ行き来しやすい導線にすることが重要です。

小さなお子さんの成長に合わせた間取り設計を

近年、お子さんがリビングで勉強することの有効性が多く語られるようになっています。あるテレビ番組が東大生150人に対して行ったアンケートによると、実に66%がリビングで勉強していたと回答しています。リビングで勉強することのメリットは主に次のようなものがあります。

■適度な雑音があることで集中力が養われる
■わからないことをそのままにせず、すぐに親に聞くことができる
■個室でマンガやテレビに手を伸ばすことなく、時間を守って勉強をする習慣をつけやすい

もちろんある程度の年齢になればプライベートスペースも必要にはなりますが、そうした年齢になってもカウンター収納などを設置し、パソコンなどを置けるようにすることで、いつでも勉強できる状況をつくっておくとよいでしょう。

お子さんの成長に合わせ家族の生活も変わっていきます。しかし安全に楽しく暮らしていくには、それに応じた間取りや設計が欠かせません。お子さんが生まれる、または幼稚園、小学校への入学をきっかけに家の購入をご検討の際には専門家へご相談ください。

弊社でも、定期的に子育て世代の家造りに欠かせないテーマ「子育て」「家事」「収納」のセミナーを行っています。興味のある方はぜひ、お問合せください。

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