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田上和俊

住宅を検査・診断し、災害から家を守るプロ

田上和俊(たのうえかずとし)

熊本耐震診断・建物検査・普及センター 一級建築士事務所

コラム

横浜市都筑区マンション杭工事偽装による施工不良でマンションが傾いた問題の防止策はあるか?

横浜大型マンションの杭工事偽装による施工不良でマンションが傾いた問題が発覚しましたが、防止対策はあるのでしょうか?




事業主の三井不動産レジデンシャルの調査では、52本の杭のうち28本を調査しうち6本が支持層に達していないらしい。 また2本が支持層への深度不足しているとのことです。

施工者である三井住友建設の調査で施工データの改ざんが発覚し、旭化成建材が偽装を認めました。でも、杭工事偽装を事前にどうやって見つけられるのでしょうか?

今の体制では、改ざんを見つけるのは、正直言って、設計監理・施工、そして検査機関が一体(一体の関連会社)の場合、報告書データを改ざんされると、監理者は、余程の事が無い限り杭工事などは特に不正を見つけることができないでしょう! 

このような偽装問題があると、2005年の姉歯建築士の耐震偽装問題を思い起こすのは、私だけでしょうか?

姉歯建築士の耐震偽装問題の解決策は、第3者機関による、住宅検査等の工事中の検査です。杭工事偽装の対策も一緒です。必ず重要な検査は、工事とは別発注にして第3者機関(まったく関連のない、利害関係がない機関)に検査を依頼することです。

杭工事中に検査(配筋や支持地盤に達しているかを確認する)をしてしっかりとオリジナルデータを採取して検査を行うことを義務化することです。


第3者機関と言ってもいろいろありますが、一番いいのは、私的機関でなく国が認定している、第3者機関を選ぶのがいいでしょう?

しかし、今の体制では、一般的に検査自体が義務になっていない杭工事の偽装は、防げないので、国が認定している住宅検査同様の第3者機関で杭工事の検査が出来る機関または、指定機関に属して、杭工事でも検査ができる経験豊富な検査員・診断士を選ぶことが一番だと思います

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