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コラム

コロニアル屋根(カラーベスト)に最適な塗装と塗料について

2021年2月4日

テーマ:コロニアル屋根の劣化補修方法・塗装塗料

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 外壁塗装屋根塗装

コロニアル屋根の塗装をしたいと思ったとき一体どんな塗装が良いのだろうか?
長持ちするのは、どんな塗料なのか?悩んだことはありませんか?
そもそもコロニアル屋根とは、屋根材メーカー・ケイミュー(株)が販売する平形化粧スレートのことで、基本的には、平板スレートが一般名称で、カラーベスト・コロニアルは、製品名を指します。
しかし、スレート屋根=アスベストのイメージが定着していますので、スレート屋根の呼び名は、コロニアル・カラーベストなどに置き換わっています。
当社では、熊本で一番使われている名称である、コロニアル屋根に統一します。

それでは、コロニアル屋根の構造とメリット・デメリットを知った上で、劣化の仕方・補修方法そして最適な塗料は何かを見ていきましょう。

コロニアル屋根の構造

コロニアル屋根は、セメント・ケイ石を材料として繊維質で補強し工場で成形された屋根材で最後に塗装仕上げがされています。
そして、その施工方法は、60x40mm程度の垂木の上に、12mm程度の構造合板を貼り、約22k程度のルーフィング(防水材)を敷き、約4.5mmのコロニアルをしたから順番に釘止めしていき仕上げます。


コロニアル屋根のメリット・デメリット

コロニアル屋根の構造・・・厚みは4.5~7mm
コロニアル屋根は、セメント・ケイ石を材料として繊維質で補強し工場で成形された屋根材で最後に塗装仕上げがされています。
そして、その施工方法は、60x40mm程度の垂木の上に、12mm程度の構造合板を貼り、約22k程度のルーフィング(防水材)を敷き、約4.5mmのコロニアルをしたから順番に釘止めしていき仕上げます。

メリット
①軽量で屋根で減震・一般的な陶器瓦の約半分、軽量のため耐震性にすぐれています。
② 台風に強い・コロニアル屋根は、風の抵抗を効率よく逃がす形状で、一枚一枚
           の屋根材を釘止めされているため、台風などの強風に強い
③形状・色が豊富で、施工性が良い

デメリット
①基材が薄いので欠損する恐れがある
②基材劣化や人為的要因によりひび割れが発生する恐れがある。
③コロニアル屋根の種類や経過年数、釘の打ち込みすぎなどにより反り・うねりが
 発生する場合がある。
④棟などの板金部の造りが安易なため下地木材の腐れ・板金のサビ・釘抜けなどが
 発生する場合がある。
⑤基材の劣化等によりコケや藻・カビが発生する場合がある。
⑥一次防水であるルーフィングの劣化が確認できない

コロニアル屋根のメリット・デメリットが分かったところで、今度はどのように劣化が起こるのかを見ていきましょう。
コロニアル屋根の劣化にも基材そのものの劣化と塗装の劣化の2通りの劣化があります。
それぞれの劣化の仕方を分けて掲載します。

コロニアル屋根基材の劣化

1 欠損・・・・・・・・・・・・ コロニアル屋根が何らかの原因で欠けている状態
2 ひび割れ・・・・・・・・ コロニアル屋根にひび割れが生じている状態 (クラック)とも言う。
3 反り・うねり・・・・ コロニアル屋根の種類や経過年数や釘の打ち込みすぎなどにより、
          反り・うねりが発生している状態
4 色あせ・劣化・・・・ コロニアル屋根が太陽光や雨の影響により、塗膜が薄くなり下地が
          痛み出した状態
5棟板金等のサビ・・・・ コロニアル屋根の棟板金等のにサビが出ている状態
6 棟板金等の釘抜け・ 棟を覆っている棟板金を押さえてある釘が、台風などの強風や地
           震等で緩み浮いたり抜けたりした状態
7 コケ・藻・カビ等の発生
基材の劣化ではありませんが、コロニアル屋根にコケや藻、カビ
が発生した状態で、コロニアル屋根重なり部分に滞留しているか、
塗膜が劣化し基材に水分がある場合に多く発生します。

コロニアル屋根塗料の劣化

1 汚れ・光沢度低下・・ ツヤあり塗装材の光沢が低下した状態塗膜が紫外線や水の影響に
           より薄くなることで発生します。
2 変退色・・・・・・・・・・・・ 塗装面の色が変色又は退色した状態


3 ふくれ・・・・・・・・・・・・ 塗膜が空気や水分などを含んで塗膜の内部が盛り上がる現象下地
処理の悪さ塗装時の水分管理の悪さなどにより起こる症状。再塗
装時に起こりやすい。
4 塗膜のはがれ・・・・・・ 再塗装時に起こりやすい症状で、下地処理の悪さや、塗料選択の
           悪さなどから起こる

さて、コロニアル屋根の劣化の仕方を見たところで、今度は、その補修方法です。
コロニアル屋根基材の劣化と塗料の劣化もそれぞれに補修の方法が異なりますので分けて掲載します。

コロニアル屋根基材劣化の補修方法

1 欠損・・・・・・・・・・・・・交換可能な場所は交換。交換不可能な場所は、板金敷き込み。
2 ひび割れ・・・・・・・・・交換可能な場所は交換。交換不可能な場所は、板金敷き込み後エ
           ポキシ樹脂補修処理
3 反り・うねり・・・・・補修できません。
4 色あせ・劣化・・・・・下地に浸透し、内部まで固める浸透性シーラー処理
5 棟板金等のサビ・・全面サビ落とし後エポキシさび止め処理


6 棟板金等の釘抜け・打ち込み、打ち直し後、釘頭シーリング処理


7 コケ・藻・カビ・・・・高圧洗浄でって低敵に除去処理後、防藻防カビシーラー処理

コロニアル屋根塗料劣化の補修方法

1 汚れ・光沢低下・・パッチテスト後、結果により浸透性シーラー仕用、および水性系上 
          塗り使用
2 変退色・・・・・・・・・・パッチテスト後、結果により浸透性シーラー仕用、および水性系上 
          塗り使用
3 膨れ・・・・・・・・・・・・パッチテスト後結果不良の場合、塗装不可。良好な場合スクレー
          パーにより撤去後浸透シーラー等処理
4 塗膜のはがれ・・・・パッチテスト後結果不良の場合、塗装不可。良好な場合スクレー
          パーにより撤去後浸透シーラー等処理
コロニアル屋根に最適な塗料を選択するには、上記のコロニアル屋根劣化の仕方と補修方法を十分に理解した上で、最適な塗料をチョイスしなければなりません。

コロニアル屋根に最適な塗料を選ぶためには

コロニアル屋根に最適な塗料を選択するには、まずコロニアル屋根のメリットとデメリットを理解した上で、
コロニアル屋根に適した塗料を選ぶ場合は、

①基材状態・・・前記したコロニアル屋根の劣化状態を考慮する。

②塗膜状態・・・前記したコロニアル屋根仕上げ塗料の劣化状況を考慮する。

③立地条件・・・振動が多い幹線道路沿い・住宅地・沿岸部など建物の立地条件を考慮する。

④塗料の種類・・今まで使われた塗料が何であるかを考慮する。

⑤建物の構造・・建てた時期・平屋・2階建て・増築の有り無し・吹き抜けの有り無しなど建物
        の構造を考慮する。

上記の立地条件や建物の構造・以前の塗装の使用材料などを考慮し、建物基材の劣化状態と建物仕上げ塗料の劣化状態に合った塗料および工法を選定しなければなりません。

上記の建物条件を考慮した上で、比較的壁面状態が良い場合は、塗料の選択肢も広がります。

上記壁面劣化状態が悪い場合などは、下地処理をしっかり行った上で、劣化状況に合った塗料の選択が重要となります。


この記事を書いたプロ

藤本京介

建築塗装のプロ

藤本京介(有限会社フジモト創社)

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