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コラム

サイディング壁の点検

2015年5月12日

最近、熊本で建てられている新築住宅のほとんどがサイディング壁ではないかと思えるくらい
急速に普及しています。
私たちが再塗装する際も非常に種類が多く注意が必要です。そんなサイディング壁、いったい
どんな構造なのか、そして、劣化症状としてどんな所に注意しなければならないのかについて
の特集です。

サイディング壁って


簡単に言いますと、工場で作られているボードで多くの種類が有り、大きく分けると金属系と
窯業系に分けられます。
熊本では、ほとんどが窯業系ですが、その種類は非常に多く、代表的な物として石綿スレー
ト板系・炭酸マグネシューム板系などがありますが、その窯業系サイディングの種類は、な
んと3千種類以上あると言われています。

そのサイディング壁の工法には、直貼り工法と通気工法とがあります。
簡単に言ってしまえば,サイディングの裏側が防水紙と密着している工法が直貼り工法、サイ
ディングの裏側と防水紙との間に空気が通る隙間をもうける工法が、通気工法です。
温暖地である熊本では、2000年以前は、ほとんど直貼り、それ以降は、ほぼ通気工法にな
りました。

直貼り工法


通気工法

目で見て点検


さて、そのサイディング壁で最も注意しなければならないのは,シーリング(地域によってはコー
キングとも言うようですが)の切れや外れです。
その他には、浮き上がり・反り・割れなどあります。

サイディングの一番の弱点は、目地・窓廻りのシーリング部分と言われています。
ここには、一次防水機能がありますのでそのまま放置して良いものではありません。
シーリングが外れても内側に防水紙がありますので、すぐに雨漏れガするわけではありませんが、
取り付け木材の腐れや水を吸い上げ、サイディングの反り上がりなどにもつながりますから、外れ
たり悪くなっている場合は、早めの修理が必要です。

シーリングの外れ

サイディング壁は、あまりヒビ割れを起こさないのですが、窓廻りの開口部分などサイディングを
切り抜いた部分などにこのヒビ割れが出やすいので注意しましょう。
サイディングが釘止め施工されている場合は、目地近くが割れる場合が多いので注意が必要です。

サイディングの割れ

また、ベランダ部分は、屋根がない場合が多く常に雨がかかりますのでサイディング壁の中で1
番痛みやすいところです。
まずは、床の防水面にヒビ割れや浮きがないか、排水溝が詰まってないかてチェックしましょう。
また、手すりや飾り部分にぐらつきがないか、シーリングの外れがないかチェックしましょう。

そして、最近多く見られるのが、サイディングに発生した藻やカビです。
その中で、よく見られるのが、緑色をした藻です。

サイディングに発生した藻

サイディングの外壁に藻が発生するのは,地域性もありますが、一般的に雨水や結露水に路上など
から舞い上がった埃やゴミの付着により、水分と栄養が与えられ、日光により育成が促進され増殖
します。
藻やカビは、表面で繁殖するだけで、根を建物内部まで伸ばすわけではありませんので建物自体に
は特に悪影響が無いと言われていますが、塗装の劣化などにつながりますので注意が必要です。

熊本では、ほとんど窯業系サイディングが使われています。
この窯業系サイディングは、地震や火災に強い反面、吸水性が有り、しかもクラックや目地の外れ
部分は、良く水を吸いますので早めの対策が必要です。
そしてそのメンテナンス方法は、専門的な知識が必要ですから、信頼おける専門業者に早めに見て
もらいましょう。

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