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宮本格尚(みやもとのりひさ)

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コラム

歯並びがきれいでも、咀嚼運動が乱れていることがある

噛み合わせ

2012年10月17日

一見、きれいな歯並びをしている方でも咀嚼運動が乱れている方はたくさんいますし、その逆もあります。もちろん、歯並びが悪ければ、さらに咀嚼運動の不調和は出やすくなるでしょう。

矯正治療を受けた方など、一見非常にきれいに並んでいるのですが、全く噛めていないという場合もかなりあります。あまり書くと矯正の先生に角がたちますので控えますが、矯正治療後に体調を崩している方が非常にたくさんいらっしゃるというのも現実です。

理想的な咀嚼運動を邪魔する歯があると、人間は適応力でそれを無意識に避けるようになります。その結果、よくない運動が定着します。例えば、片足にけがや捻挫などをすると、それをかばうような不自然な歩き方になります。その時点では、そうしないと歩けない訳ですので状態に適応していると言えます。もちろんバランスやリズムは崩れていますので理想的な歩き方からはかけ離れていますので、それがあまり続くと筋肉痛などの別の問題が生じる場合もあります。

咀嚼運動も同じで、無意識のうちに邪魔する場所を避けるような動きが定着します。歯は、けがのように短期間に治癒するような状態の変化は少ないですので、そのパターンはかなり体にしみこんでいます。しかし、脳の中には理想的な咀嚼運動パターンがインプットされていますので、たまにその運動が出てきます。すると、当然どこかに強く当たったりする場所がでてきます。

毎回ではありませんが、そのストレスが蓄積していくと、ある特定の歯を支えている骨が溶けたり、修復物が何度作ってもはずれたり壊れたり、あるいは歯が丈夫な方は顎の関節に無理が来たりします。歯周病や歯ぎしりのせいにされている疾患の中には、実はこの咀嚼運動の不調和が原因となっているものが、実はかなりあるのではないかと思われます。

理想的な咀嚼運動は体全体に良い影響を与えます。歯科が全身の健康に寄与できる部分がこれからますます広がっていくのではないかと思います。まだまだ認知度が低いですが、1人でも多くの方に知っていただき、その恩恵を受けていただきたいと思います。我々専門家でもなかなか理解しずらい部分がありますので、なにかわかりにくい所がありましたら、どしどし質問してください。

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