「人生はいくらでもやり直せる！」。企業や個人の債務整理を徹底支援し、再スタートを応援します（3/3）

過去の失敗の辛い経験が、今の自分の糧。とことん「弱者救済」にこだわり続ける

　鶴崎代表は、以前、熊本、福岡、東京に3つの拠点を持つ、年商20億円というIT企業を経営していました。「でもある時、取引先に関連するトラブルで多額の『負債』を抱えて会社を潰し、連帯保証人になっていた母も、住んでいた家を競売にかけられる寸前までいきました。離婚も経験し、人生のどん底を味わったんです。その時に、助けてくれた不動産関係の専門家に『同じような辛い目に遭っている人を助けたい』と弟子入りしました」。以前は、内閣府認証NPO法人である「競売債務者支援協会」の理事も務め、現在までに3200件を超えるローン返済や経営が厳しい状態にある事業者や個人を支援。当時から様々なメディアの取材を受け、メッセージを送り、手を差し伸べ続けてきました。

　辛い経験とその後に人生を立て直した経験が、借金額や物件の大小にかかわらず、様々な案件を「ほぼボランティア」で引き受ける徹底した「弱者救済」の信念を支えています。債務整理が終わった後も、定期的に相談者に連絡を取っているという鶴崎代表。「本当にその方の暮らしが健全になれば、私のところからは卒業です。でもそうなるまで、相談相手がいない人は多い。向こうから電話しにくいだろうから、私の方から定期的に連絡して、どうされているか確認するようにしています」

　「一部の優秀な人をのぞけば、ほとんどの人は失敗から学ぶものです。私も、失敗したから今があります。今、家を失ったり破産したとしても、それが人生の終わりではありません」と鶴崎代表。「人は、どれだけでもリカバリーできます」と、どん底から立ち直った鶴崎代表だからこその力強いメッセージをくれました。

（取材年月：2020年12月）

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