昨年になりますが、HPを見てから問い合わせがあったお客様がいました。大手証券との取引があるお客様でした。いろいろ話を聞いてるうちに、グループ会社の会長であり、将来の退職金を考えて、株式運用を始めているとのことでした。運用自体は、債券重視型の方が目的に合っているかと思い、ヒヤリングシートを書いて頂いたら、株式中心に運用したいとの本人の強い希望があったので、リスクを再度説明して、ドルコスト平均法を説明して、積立て投資のシュミレーションを見て頂きました。其の上で、大手証券には、それなりの良さは十分にありますが、手数料という観点からは、ネット証券の方が、安いことも説明させて頂きました。その過程の中で、一年間の顧問契約を結んで頂きました、定期的に訪問しながら、世界情勢や日本経済の話をしながら、ポートフォリオの重要性を話していました。会長自身、会議や出張で忙しく、2ケ月、連絡が取れない時期もありました。契約期間の最後に、会長からグループ会社の社長達を紹介され、今後、継続するか、どうか、社長と相談してくれとの事でした。
　社長達と話をしてみると、本業の方が忙しく、今までは、証券運用とかの事を考える余裕もなかった様子でした。商品のリスク、リターン、投資信託に係る費用面などドルコスト平均法やポートフォリオの考え方など説明して、ネット証券に口座を開設して、顧問契約の継続に至りました。数本の投資信託でポートフォリオを組んで時のリスク・リターン、シャープレシオも比較してもらい、信託報酬や信託財産留保額など買付手数料以外のコストも比較して頂きました。
　社長からは、「説明がわかりやすかった」との言葉を頂き、うれしく思います。定期的に訪問しながら、投資信託の配分変更やスイッチングの考え方、又、世界情勢や日本経済の動向など含めて、話をしていきたいと思っています。
　雑談の中で、企業型DCやイデコの話をしたら、興味を持たれていたので、もっとお役に立てればと思っています。