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全世界株式Fと債券投資を組み合わせたシュミレーション

長島武

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テーマ:投資

設定条件
これは、1月末に全世界株式F1000万円、買い付けされていた方が、500万追加資金で先進国債券を買う場合、国内債券を買う場合、日本株式を買うのシュミレーションです。全世界株式Fの組み入れ比率は、若干変わっているので、あくまで目安になります。
累積リターンと年率リターン
 累積リターンを見て下さい。
           直近1ヶ月    3ヶ月
全世界株式F        -0.7%    -2.8%
     +先進国債券  -1.6%    -2.6%
     +日本債券    -0.1%    -1.3%
     +日本株式    -1.4%    -2.5%
 7月から8月にかけて、日本も含めて世界の株式市場が乱高下してますが、全世界株式Fに、日本債券を組み入れる事で 100%ではないですが、下げをヘッジできていることがわかりますね。 
 そのポートフォリオのまま、過去5年を見た場合、全世界株式Fだけなら20.2%、日本債券を2:1で組み入れた場合は、9.8%となり、全世界株式Fだけと差がありますが、過去20年で見た場合は、全世界株式F11.3% 日本債券を2:1で組み入れた場合8.2%と差が少なくなりますね。 
 過去何%のリターンに目は行きますが、世界の中央銀行が市場にお金を供給していた10年間よりも、リーマンショックが入る過去20年のリターンで見た方が、上げ相場も下げ相場も含んでいるので、より、正確ではないでしょうか。分散投資という観点では、シャープレシオから見ても全世界株式F+日本の債券の組み合わせが、ベストかどうかわかりませんが、ベターになるのではないでしょうか。

シャープレシオ

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長島武
専門家

長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

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証券マン歴38年の独立系FP、CFP資格も持つ資産運用のプロ

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