今こそ、「個人向け国債」 その魅力!
この表は財務省の令和6年度一般会計予算 歳出歳入の構成です。
よく新聞、テレビで紹介されるグラフですね。
国の会計には、一般会計と特別会計があります。相互に完全に独立しているわけでなく、一般会計から特別会計へ財源が繰り入れられていることなど、多くが重複して計上されています。国の財政規模を表す時に、二つの見方があります。「総額」と「純計」です。
〇一般会計と全特別会計の合計を歳入で令和6年度をみると
「総額」・・112.5+440=553.1兆円
〇一般会計と全特別会計の合計から重複計上額や国債の借り換え額を除く
「純計」・・令和6年度261兆円・・財務省統計資料より
国全体の財政規模は「純計」ベースで見る必要性あります。
財務省の統計の資料から、抜粋して比較してみました。
最初の1987年度を1として、令和6年度予算のそれぞれの会計は、どうなっているのか?
国の財政規模を見る「純計」は、「総額」ほど増えていませんね。
「総額」の中でも特別会計が一番増えていますね。
昔、塩爺の愛称の塩川財務大臣が、「母屋(一般会計)でおかゆをすすっているのに、離れ(特会)ですき焼きを食べている」と特別会計の在り方に疑問を投げかけたことが、ありましたね。
下のグラフも財務省の資料ですが、普通国債の残高が、どれほど積み上がっているかが、 よくわかりますね。私達は、過去を羨んでも仕方ありません。今後をどうするかです。再々、お勧めします。ドル建てMMF,ドル建て利付債券、ドル建てストリップス債券。日本国債金利の上昇(10年債利回りの上昇)は、まだ起きていません。逆に、為替も161円⇒146円に円高になっています。
為替相場の目先の動きなどわかりません。140円か130円か、しかし、日本国債の利回りは、時間の問題で、やはり、上昇してくると思われます。
その時に、リスクヘッジできるのは、外貨資産です。自分の大切な資産は、自分で守るしかありません。他の人が何を言われても、自分で考え答えを出す必要ありますね。大きなトレンドが変わろうとしてます。その中で「上がるまで待ちましょう」は、私は、嫌いな言葉ですね。自分のリスク許容度を確認して、外貨資産に分散をお勧めします。