マイベストプロ高知
野中なか

初心者から資格取得までサポートする薬膳のプロ

野中なか(のなかなか) / 料理研究家

四国薬膳アカデミーeatlabo

野中なかプロのご紹介

身近なところから食の意識を高める「おうち薬膳」、初心者から資格取得まで幅広くサポートする薬膳教室(2/3)

季節の花に彩られた自宅兼教室

きっかけは子育て、食卓に気軽に取入れて欲しい薬膳

栄養士であり、歯科衛生士でもある野中さんは、「毎日の食事」と「健康」が深く結びついていることを、知識だけではなく体験によっても理解しています。
栄養指導の場で、朝食代わりにスナック菓子を食べているという子供と出会い、胸を痛めた経験もあります。
自分が親となり、さらに自身の体の不調をきっかけとして、
食生活の指針となる健康法を探すうちに「これは!」と思ったのが薬膳でした。
「何を食べてはいけないという制限がないので、毎日の生活に取り入れやすいと思いました。本を繙いてみると、これが面白かったんです。奥が深いのも魅力でした。」
たちまち薬膳の世界の虜となり、初級(薬膳アドバイザー)・中級(中医薬膳指導員)・上級(国際中医薬膳師)と次々と資格を取っていきました。
「整理されたものを、まんべんなく勉強できるのが、資格にチャレンジするメリット。独学よりも効率よく学べます」
国際中医薬膳師に合格したころには、多くの人に薬膳を伝えたいと思うようになっていました。
とりわけご自身と同じ子育て世代への思いは強く
「薬膳の世界には“食医”というスペシャリストがいます。文字通り「食のお医者さん」です。私は、親が家庭において食医の役割を担うようになれば、素晴らしい世の中になると思うのです。薬膳の知識を用いて、喉がイガイガする時には杏仁豆腐を、暑さに疲れた時には梅シロップを、というように、食べ物を通して親子がつながる、そんな家庭が増えることを願っています」
コンビニ、外食、お惣菜、わざわざ作らなくても安価に食べ物が手に入る世の中だからこそ、食に対する意識を高く持つことが大切だと野中さんは考えます。
「手を抜きたい時もあると思います。それはそれで大切なこと。ただ外食する場合でも、薬膳の知識があれば、その時々の体調に合わせて食材や調理法を選ぶことができます。たとえば疲れているときは気力がアップする=“補気できる食材”を選ぶなど…。これができるようになれば“食”が変わります」。

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