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堀内啓介

免震とコストダウンを提案する揺るぎない設計のプロ

堀内啓介(ほりうちけいすけ)

株式会社堀内計画設計研究所

コラム

またもや分譲マンションの施工不良-高知のマンションは大丈夫か?

ここ数日、新聞やテレビで杭の長さが足らないマンションが傾くという報道がなされていますが、またかとうい印象です。
2007年に完成したもので、8年経過しているようで、支持層までの杭長不足により徐々に傾いてきたということでしょう。
杭施工を行った旭化成建材の施工不良および支持層確認デ-タの偽装によるものだそうですが、元受工事業者三井住友建設は現場の状況確認や施工状況は全く把握していなかったのでしょうか?
そして多分三井住友建設の設計施工ではなかったかと思われます。
第三者的立場の監理者がいない状況での施工で、元受業者や監理者の監理が十分機能していなかったと言わざるをえません。 これくらい大規模な工事であれば、常駐監理者がいて常に工事内容や工事の精度を確認するのが当たりまえだと思われます。
建築業者による設計施工という体制にはやはり危険が伴うということでしょう。

また、分譲マンションは建売住宅なのです。 建築時点での建築主というのはマンション販売業者であり、エンドユ-ザ-ではないこと、そして施工業者の設計監理では第三者的監理が不可能であるということ、そして外部の設計事務所に設計監理を委託したとしても、設計事務所の依頼主はマンション販売業者であるので、エンドユ-ザ-の利益を守るというよりはマンション販売業者の利益追求に合わせざる負えないということになり、なるべく安く、早く造るということになるのです。
施工不備が見つかったとしても、工事金額や工期などにより、是正することなしに工事が進んでいくことになるということです。

連日の報道では旭化成の現場担当者だけが悪いとういうような言い方がされていますが、っその責任は杭施工の旭化成と同時に元受業者三井住友建設も、建築基準法で義務付けの工事監理者にもその責任があるのはいうまでもありません。十分な元受業者の現場管理体制や設計監理が機能していたなら、くい打ち工事の段階で対策が取れていたと思うのです。

高知でも県内外のマンション業者が県外準大手業者や県内業者にて業者の設計施工やマンション業者の下で設計事務所が設計や不十分な監理を行って、10~15階建てのマンションを施工させ分譲していますが、このような欠陥マンションが創られている可能性は大いにあるのではと、危惧いたすところです。
14.15階のマンションの施工をするだけの能力のない業者も多々いるのではと思います。

これからマンションを買おうとしている方や契約をして完成を待っている方は、すこしお金が要っても、第三者の建築士のかたに、そのマンションの工事記録や施工図をチエックしてもらうことも必要であろうとおもいます。
工事記録やデ-タ、や構造図などの提供をしぶる工事会社やマンション業者は要注意でしょう。

表向きのカッコよさだけで決めてしまうのは、本当に危ない選択かもしれません。

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