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岡部早苗

主婦の視点と4人の子育て経験を生かす建築設計のプロ

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コラム

トイレのバリアフリーは高齢者が自立して行なえる工夫を

バリアフリー住宅

2016年11月16日 / 2017年8月4日更新

トイレに自分で行けることは、高齢者の尊厳を保つことにつながります。

手すりや暖房、便座の工夫など快適なトイレ空間に心がけましょう。また、寝室近くに設けることで動線をスムーズにすることができます。

トイレを自分でできることは人としての尊厳につながる

高齢者は家にいる時間が長く、トイレに行く回数も多くなります。お年寄りができるだけ快適で安全に利用できるようなトイレのバリアフリーを考えてみましょう。

適切な手すりの配置があるならば、足元が不安なお年寄りでもつたい歩きをして自分で用が足せる可能性が高まります。

(トイレに立つなど、)自分でできること、行ける場所をきちんと家の中に設けておくことで身体機能の低下を防ぎ、寝たきりになってしまうことがないようサポートしたいですね。

また、トイレで用を足すというのは人間に欠かせない生理現象で、時間やペースは人それぞれに異なります。そのため介護をする側、される側にとっても負担になりやすい部分でもあります。
介護を受ける方が遠慮してトイレに行くのを我慢し、その結果失敗をしてしまうといったこともあり、本人にとっても「恥ずかしい」「申し訳ない」といった思いがしこりになります。
お手洗いでの行為は非常にデリケートで、人としての尊厳に大きく関わりますので、出来る限り自分でできるように環境を整えておくのが良いかと思います。

トイレの設置場所について

トイレは寝室に隣接しているか、なるべく寝室に近い場所に設置します。

寝室からトイレへの動線はバリアフリーにし、壁には手すりを設置します。また出入り口やトイレ内は、車イスにも対応できるように、また介助の人が一緒に入れるようにゆとりのある空間にしておきましょう。将来に備えて、予備の紙おむつなどを収納しておく棚や、使用済みの尿取りパッドや紙おむつを収納できて、臭気を防止できる容器を置ける場所も確保しておくとよいでしょう。

出入り口は2枚引き戸がおすすめで、有効幅は1メートル以上、トイレの中にも立ちあがりの動作をサポートする手すり、緊急コールボタンなどを設置して安全性を確保しておきましょう。
また、片麻痺がある場合などは、トイレの向きにも気を付けましょう。


そのほか、高齢者に便利だと思われるトイレ内部の工夫をご紹介しましょう。

●トイレ室内暖房
●便座暖房
●温水シャワー
●背もたれ・肘掛
●安全確認用の小窓
●尿瓶などを洗浄するノズル付きの手洗い器

膝が痛い方用に便座の高さを補う補高便座や、便座の高さを調節できる自動昇降機など、トイレのバリアフリーのための設備は日々進化していますので、状況に応じて取り入れてみてください。

他のコラムでもバリアフリーについて解説しています。
詳しくはこちらからご覧ください。
☆バリアフリーのコラム一覧☆

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