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岡部早苗

主婦の視点と4人の子育て経験を生かす建築設計のプロ

岡部早苗(おかべさなえ)

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コラム

浴室のバリアフリーは○○をなくすことがポイント

バリアフリー住宅

2016年11月14日 / 2017年8月4日更新

浴室は高齢者にとって、危険度の高い空間です。出入り、立つ・座る、体を洗う、湯船に浸かる。どの段階でも危険がないようにしておきましょう。

居室~脱衣場~浴室の温度差も高齢者にとって大敵です。温度をなるべく一定に保つ工夫を心がけましょう。

心身を癒やす空間には危険もいっぱい

一日の終わりのバスタイム。リラックスする時間です。お風呂は子供からお年寄りまで、家族全員が毎日利用する場所ですから、バリアフリーの工夫をしていつまでも安全に快適に使い続けたいものです。

特に寒い季節、湯船につかるのは体が冷えやすい高齢者にとってはなによりの楽しみです。寝付きが良くなり健康維持のためにも大いに役立ちます。

一方で浴室は高齢者には危険がいっぱいの、細心の注意を払わなければならない空間でもあります。浴室のバリアフリーのために、なくさなければならないモノを詳しく見ていきましょう。

危険をなくすための工夫

浴室の出入り口は車イスで浴室に入れるように、また介護者とともに入れるように、80センチ以上は確保するのが良いでしょう。ただ、入浴介護はテクニックが必要です。自力で入浴が困難になったら、介護サービスを利用するなどして、家族の負担にならないようにしましょう。
ドアは2枚引き戸にすると、ドアの開閉部分でスペースを取られることもなく、開口を広く取れるので、狭い浴室を有効に使えます。
また、中から施錠してしまった場合も想定して、外から解錠できるようにしておきましょう。

また、浴室への出入りをスムーズにするための手すりを適切に配置します。

浴室と脱衣場との境目は、高齢の方などが転倒しないよう(また車イスでも出入りができるように)段差をなくしましょう。

洗い場の床素材は滑りにくい床材を用います。
洗い場にも、立つ・座るの動作を補助するための手すりを配置します。
浴槽のふちに幅を持たせ、そこに腰掛けて浴槽へ入ったり、洗い場へ出たりできるようにするのもおすすめです。ベンチのついたユニットバスもあります。

浴槽に高さがあると足を上げて入るのが大変ですので、またぎやすい高さ約(30センチ程度)にしましょう。

高齢者が浴室で溺れる事故も多発しています。浴槽の中にも浅く腰掛けることのできる段差を設ける、手すりにつかまりながら湯船につかることができる、などの工夫が必要です。
また、浴室から家族へコールできるような設備もあれば安心です。

温度差をなくすための工夫

寒い日に気をつけなければならないのは、居室と浴室の温度差です。

急激な温度の差はヒートショックを生み、高齢者の脳や心臓に影響を及ぼします。居室、脱衣場、浴室になるべく温度差がないようにしておきます。浴室暖房設備があるなら入浴前にスイッチを入れておく、湯船のフタを外しておいて蒸気で浴室内を温めておくといった配慮が必要です。脱衣室や廊下の温度にも注意が必要です。

他のコラムでもバリアフリーについて解説しています。
詳しくはこちらからご覧ください。
☆バリアフリーのコラム一覧☆

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