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日高靖夫

40才からの体づくり専門家 パーソナルトレーナー

日高靖夫(ひだかやすお) / パーソナルトレーナー

株式会社Y'S BODY FACTORY

コラム

筋トレの大きな落とし穴

2023年5月27日

テーマ:フレックストレーニング

コラムカテゴリ:美容・健康


筋トレといえば、多くの人が身体を鍛えるための必須の方法として捉えています。
確かに筋トレは筋肉の強化や体力向上に効果的ですが、無理なトレーニングや誤ったアプローチによって様々な弊害を引き起こすことも少なくありません。今日は、筋トレのデメリットを考えていきます。

(1)ケガや痛みのリスク



まず、筋トレの過度な負荷はケガや痛みの原因となります。
無理な重量や過激な運動によって筋肉や関節に負担がかかると、怪我のリスクが高まります。
また、筋肉痛は一時的なものかもしれませんが、過剰な筋トレによって長期的な筋肉や関節の損傷を引き起こす可能性もあります。

(2)柔軟性の消失&関節可動域の制限



さらに筋トレに集中するあまり、全身の筋肉の柔軟性を失う可能性があります。
筋力だけを追求する一方で、関節の可動域や柔軟性を十分に鍛えないと、身体のバランスが崩れ、
動作の制限やパフォーマンスの低下を招く恐れがあります。

(3)特定の筋肉のみの発達による身体バランスの崩れ



また筋トレによって過度な筋肥大を追求することで、身体のバランスが崩れることもあります。
特定の筋肉のみを過剰に発達させると、他の筋肉群が弱まり、姿勢や動作に影響を及ぼす可能性があります。全身の筋肉のバランスを保つことが重要です。

(4)ストレスやプレッシャーの増加



さらに、筋トレの習慣がストレスやプレッシャーに変わることもあります。
過度な筋トレを追求し、自己評価や他者からの評価に拘束されることで、心身の健康に悪影響を与える場合があります。適度なトレーニングと心のケアの両方が必要です。

以上のように、筋トレには弊害も存在します。 こうした問題点を克服するために、新たなトレーニング方法として注目されているのが「フレックストレーニング」です。
フレックストレーニングは筋力だけでなく、柔軟性や関節の可動域、全身のバランスを重視したトレーニングです。

フレックストレーニングは、健康を維持しながらしなやかで強い身体を作り上げることを目指しています。筋トレの弊害を回避しつつ、全身のバランスを整え柔軟性を向上させることで、より健康でSDGs(持続可能)なトレーニング結果を得ることができます。ぜひフレックストレーニングの魅力を体感してみてください。


フレックストレーニングとは?

フレックストレーニングとは、
筋肉、関節そして筋膜を伸ばしながら張力を鍛えるトレーニング法です。

★筋肉を伸ばしながら鍛えることで、筋肉の収縮能力や柔軟性が向上します。
★関節を伸ばしながら鍛えることで、関節可動域を拡大し、安定性や機能性を向上します。
★筋膜を伸ばしながら鍛えることで、筋膜の柔軟性や連携性を高め、身体のバランスと動作の効率性を改善することができます。

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※「張力」とは、筋肉や組織にかかる引っ張りの力のことを指します。
フレックストレーニングでは、筋肉を伸ばしながら鍛えることにより、身体の機能やパフォーマンスが向上し、日常生活やスポーツ活動での動作の質が向上します。また、張力を高めることで筋肉や組織の強度も増し、怪我や疼痛の予防にも寄与すると言われています。
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フレックストレーニングは弊社が開発したオリジナルトレーニングで2018年商標登録をしました。

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この記事を書いたプロ

日高靖夫

40才からの体づくり専門家 パーソナルトレーナー

日高靖夫(株式会社Y'S BODY FACTORY)

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