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佐野なおこ

接客で必要な英語と心構えを教える講師

佐野なおこ(さのなおこ)

横浜サワディーブリッジ

コラム

英文法の参考書は引くもの、辞書のように使う

大人になって学ぶ英語

2017年4月24日 / 2018年9月11日更新

先日、こちらの記事で「英文法の問題集をすすめない」とお話しをしました。

それでも、「英文法の参考書」は持って置いてほうが何かと安心だと思います。

今回は、【お仕事など、実践の場で英語を使う方を対象】に、おすすめの英文法の参考書と、使い方について綴りたいと思います。


ネイティブの方が書かれた英文法の参考書

その方にピタリを合う参考書を探すのは本当に難しいのですが、敢えておすすめするならばネイティブの方が書かれた参考書がよろしいかと思います。

以下2冊はイギリスで発行された"English Grammar in Use"(ケンブリッジ大学出版局)という英文法の参考書を、日本語に翻訳し出版されたものです。

●中学校の英文法をおさらいしたい方向け
マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)
★主な内容
am, is, areの説明、現在/過去/未来を表す文、5W1Hの疑問文、a/an/theの基本的な使い方、比較(~より・・・だ)、最上級(最も~だ)、助動詞(~できる、~しなければならない、~するべきだ等)、前置詞(at、in、withなど)、受動態(受け身形のこと)等


●中学校の英文法をある程度理解した方向け
マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)
★主な内容
上記初級編の内容の更なる詳細、関係詞(文中のwhich、that、whoなど)


英文法参考書の使い方


英文法の参考書は、英文法が分からなくなってしまったとき、ちょっと調べたいとき、辞書のように「引くもの」、「調べる資料」として使うことをおすすめします。

上記2冊の英文法参考書には、各文法の説明書きと問題集がついています。
お仕事などの実践の場で英語を使う方は、問題集はやリ過ぎないでください。
たとえやったとしても確認程度にしておいてください。

問題集の出来・不出来にこだわると、学校教育の癖で正解・不正解ばかりを追うようになりがちです。

正解・不正解を追い過ぎると、英語を使う場で自由に自己表現が出来なくなったり、他人の英語に対して文法が正解・不正解の視点で見るようになります。


度を超すと批判にもなりかねません。
そうなってしまっては、人間関係にもヒビが入りますね・・・


文法は大切ですが、実践の場で大切なのは話の中身、相手と通じ合うことです。


英語を母国語としないノンネイティブ・スピーカーも、英文を書くのがあまり得意でないネイティブ・スピーカーも、英文を書き、ビジネス等でのコミュ二ケーションにそれを使うのです。


私が過去してきたお仕事の中で、目を丸くするくらい文法を無視した英文メールを見たこともありました。
それでも、なんとかビジネス相手の意図をつかみ、コミュニケーションにつなげました。


英文法の参考書は、本棚に眠らせないよう、辞書のように引いて少しずつ活用してください。


英文法の間違いを指摘されなかった20年間


ちなみに私は20年もの間英語を使った接客・サービス業のお仕事の中で、海外のお客様から「あなたの英文法は間違っている」と言われたことは一度もありませんでした。

接客現場でのお客様からのお問い合わせは、事前に予想できない内容です。
お客様のなさりたいことは様々。
「何を聞かれるかわからない仕事」なのです。

このため、瞬時に文を作ってお話しすることは、日本語でも英語でも非常に困難です。

とっさの問いにアワアワして文法的に文を作れないことも多々。

それでも、ピンポイントな単語や言い回しを使って意思を伝えることに集中していました。


お客様をお待たせしないために。

この記事を書いたプロ

佐野なおこ

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