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木村一志

生きた証を大切にしながら品物を整理・清掃する遺品整理士

木村一志(きむらかずし)

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コラム

生前整理で仏壇はどうする?閉眼供養って?

生前整理

2018年6月13日

生前整理で仏壇を処理したいと思っても、普通の家具のようには扱えず「さあ困った」となるのが普通でしょう。今回は生前整理で仏壇をどうするかについてお話ししていきましょう。

仏壇に宿る魂

仏壇が何でできているかと言えば「木材」です。この点は普通の家具と同じです。しかし、仏壇には普通の家具と大きく異なる点があります。つまり、仏壇には祀られる人の魂がこもっているということです。

と言って、仏具店で仏壇を購入した時、すでに魂がこもっているというわけではありません。仏壇は「開眼供養」という仏壇に魂を入れる儀式を受けて、はじめて魂が入ったものになります。
「入魂式」「魂入れ(たましいいれ)」とも言います。

ですから、仏壇を処分する際には、まず開眼供養で入った魂を抜く必要があります。これを「閉眼供養」と言います。「魂抜き(たましいぬき)」「お性根抜き(おしょうねぬき)」など言い方はいくつかありますが、仏壇にこもる魂を天に返す儀式です。

仏壇を処分する際は、まず、この点をおさえておきましょう(なお、浄土真宗には教義の違いにから魂抜きや閉眼法要という言い方はないそうです)。

ところで、仏壇やお墓は相続財産になるものでしょうか? 
実は仏壇やお墓は「祭祀用財産」と呼ばれ、遺産分割の対象となる相続財産とは違うもの、とされています。

仏壇やお墓など「祭祀用財産」を引き継ぐ人は「祭祀主宰者=祭祀を主宰すべき者」とされ、祭祀主宰者は慣習(たとえば家業を継ぐ長男)や、家庭裁判所の審判によって決定されることになります。

仏壇やお墓を誰が守るかについて家庭裁判所の審判をまつというのもさびしいですね。生前整理において、仏壇やお墓を誰に承継してほしいか示しておくのもいいかもしれません。

仏壇を処分する方法

さて、仏壇を処分する方法について見てみましょう。

① お寺に相談する
閉眼供養は菩提寺に頼むのがよいでしょう。菩提寺が分からない場合は、近くのお寺に相談してみましょう。お坊さんを派遣している会社もあります。自宅まで来てくれて、家で閉眼供養をしてくれます。

閉眼供養がすんだ仏壇は見た目は同じでも、その内実がまったく違ったもの、一般の家具と同じものになります。ですから論理的には「粗大ごみ」として出すことも可能になります。

② 仏壇を引き取ってもらう
生前整理においては、親から引き継いだ大きな仏壇を処分し、代わりに小さな仏壇を購入するという場合も少なくありません。そうした際、仏具店には大きな仏壇を引き取ってくれるところもあります。仏具の専門店ですから、仏事についての知識も豊富です。購入の際、相談してみると良いでしょう。

また、閉眼供養、その後のお焚き上げまでを含めた仏壇引き取りサービスを行っているところもあります。費用はかかりますが相談してみる価値はあるとおもいます。

③ 粗大ごみとして出す
仏壇を粗大ごみとして出す場合は、まず、自治体に確認しましょう。粗大ごみとして受け付ける自治体もあれば受け付けない自治体もあるからです。理由はさまざまですが、やはり仏壇をゴミに出すということは慣習上はばかられるものがあり、自治体でも対応が決まっていないということのようです。

ただ粗大ごみとして受け付けている自治体もありますから、まず確認しましょう。小さい仏壇であれば自分で解体して燃えるゴミの日に出すことも可能かもしれません。いずれにしても、自治体への確認がまず必要です。

④ 生前整理業者に相談する
生前整理業者であれば、整理の際に出る不用品と共に仏壇の回収も行います。

提携している寺院での合同供養やお焚き上げの手配も任せられます。粗大ごみとして処分するのは体力的に無理がある、あるいは、急を要するという場合、生前整理業者へ依頼するのも一つの方法です。

生前整理業者へ依頼する時の注意点

閉眼供養がすめば仏壇も一般の家具と同じになるとは言っても、仏壇を裸のまま運び出しトラックに載せられては、隣近所の目もありますし、処分を依頼した方にとっても心が痛むことだとおもいます。

私たち「やる気グループ」は生前整理にあたって、一つひとつのモノをていねいに扱います。それは処分するモノと言っても、みな大切に使われてきたものと考えているからです。まして仏壇を粗末に扱うようなことは考えられません。カバー材でていねいにお包みし、仏壇であることが分からない状態でお運びします。

生前整理で仏壇の処分にお困りでしたら、私たち「やる気グループ」にご相談下さい。

生前整理にあたっては、一度ご自宅に訪問させていただき、現在の状態を拝見させていただくとともに、ご依頼主のご要望をお伺いします。

その際、仏壇の処分についてご相談いただければ、ご依頼主のご要望に合った処分方法をご提案します。

仏壇の処分時には、位牌や仏具などの処分が必要になる場合があります。その点も含め、どのようにすればよいか、ご相談ください。

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