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木村一志

生きた証を大切にしながら品物を整理・清掃する遺品整理士

木村一志(きむらかずし)

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コラム

生前整理で難しい写真整理のコツ

生前整理

2018年6月5日

写真を整理するのは難しいと言われます。写真には思い出がこもっているからです。今回は写真を整理するコツについて見ていきましょう。

写真整理は処分することが目標?

写真を撮りためてきた方でなくても、アルバムが数冊ある方は多いでしょう。なかには数十冊あるという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大量の写真は遺族を困らせます。生前整理で写真整理の必要が説かれるのはこのためですね。

写真の整理方法についてはさまざまな意見がありますが、今回ご紹介するのは「ゆっくり楽しみながら写真を整理する」ための方法です。処分することだけが目標では少し寂しい気がしますが、
いかがでしょう。

「写真による自分史」づくり

今回ご紹介する写真整理の方法は「写真による自分史」づくりです。

「このアルバム一冊を見てくれれば、自分の人生が分かる」、そんなアルバムです。
しかし、そのためにはやはり処分するものは処分しなくてはなりません。

「写真による自分史」の作りにあたって、まず、次の決まりごとに沿ってみて下さい。

①「写真による自分史」は1冊で完結する
②写真整理は一人でする
③絶対に残したい写真だけを残す
④ピンボケの写真や風景写真は処分
⑤お子さんたちだけが写っている写真はお子さんたちに任せる

【①「写真による自分史」は1冊で完結するについて】
「写真による自分史」はアルバム1冊がちょうど良いとおもいます。1冊で完結することを前提に進めましょう。

【②写真整理は一人でする】
ご夫婦、あるいはご家族と話し合いながら写真を整理するのも楽しいと思いますが、「写真による自分史」の場合は、お一人で作業を進めることをおすすめします。

ご夫婦、ご家族と一緒に整理しようとすると、一枚の写真からいろいろな思い出が甦り、思い出を語り合うだけで時間が過ぎてしまうことが多いでしょう。もちろんその時間は貴重な時間ですが、それはある程度、写真の整理が済んでからでもできるものです。

【③絶対に残したい写真だけを残す】
これは難しいですね。「それができないから写真の整理がつかないの」という方も少ないないでしょう。これについては後ほどあらためてご説明します。

ここでは、整理にあたって「写真による自分史」用のアルバム1冊、絶対に残すものを入れる箱、処分する写真を入れる箱、子供たちの写真を入れる箱を用意することをお伝えしておきます。適当な箱がなければ袋でもかまいません。

【④ピンボケの写真や風景写真は処分する】
古い写真の中にはピンボケの写真もたくさんあるとおもいます。それは全部「処分する写真を入れる箱」に入れます。
そして、風景写真。これも「写真による自分史」からは排除します。「捨てる写真を入れる箱」に入れて下さい。

【⑤お子さんたちだけが写っている写真はお子さんたちに任せる】
お子さんたちが写っている写真は、写真の中でもとくに捨てられないものでしょう。
しかし、お子さんたちだけが写っている写真は「子供たちの写真を入れる箱」に入れて下さい。そうしておけば、あとで必要なものはお子さんたちがそれぞれより分けることになります。

1冊のアルバムにする

さて、「④ピンボケの写真や風景写真は処分する」と「⑤お子さんたちだけが写っている写真はお子さんたちに任せる」だけでも、写真はだいぶ整理ができているはずです。次に「写真による自分史」作りに入ります。

ここからは、決まりごとの「③絶対に残したい写真だけを残す」とおおいに関係してきます。

まず、「①子供時代(中学の頃まで)」「②青春の頃(高校・大学)」「③社会人(結婚する前まで)」。この区切りごとにアルバムのページを作っていきます。

それぞれの時代を表す写真を選び、写真の数は見開き(アルバムを広げた左右のページ)に収まるようにします。

そして、「④その後の10年ごとの区切り」。
人生は10年ごとに大きな波が来ると言います。たとえば左のページに30代、右のページに40代というように、それぞれの時代を表す写真を選びアルバムに収めていきます。お子さんの誕生、家族旅行などの写真もあるでしょう。写真の数は多いとおもいますが、10年1ページに沿ってみて下さい。

では、どんな写真を選べばいいか。一番簡単なのは自分が最もよく写っている写真だけ選ぶことです。「写真による自分史」です。ご自分が一番よく写っている写真を選ぶのが良いでしょう。

なぜ「写真による自分史」なのか

写真整理のために「写真による自分史」作りをおすすめする理由は、この1冊があればほかの写真は遺族が処分してくれても良いという状態を作るためです。

遺族が写真整理で悩むことがなくなります。もちろん「写真による自分史」は、自分が生きた証です。人生の整理という意味を持っています。ゆっくり、楽しみながらおつくりになって下さい。

現在は、写真をデータ化しDVDに収めてくれるサービスがあります。写真整理に悩まれる方が多いからでしょう。場合によってはこのサービスを利用する方法もあります。

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