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コラム一覧:刑事事件雑感

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死刑制度存廃論

死刑制度存廃論

2014-09-04

弁護士の田沢です。死刑制度の廃止は国際潮流になっていますが,日本ではなかなかコンセンサスを得られませんね。http://jijico.mbp-japan.com/2014/09/04/articles11973.html20世紀末からヨーロッパ諸...

性犯罪再犯防止担当職員が痴漢?

性犯罪再犯防止担当職員が痴漢?

2014-08-05

弁護士の田沢です。否認しているようですが,有罪なら忌々しきことです。http://www.yomiuri.co.jp/national/20140805-OYT1T50066.html当事務所へのご相談予約,お問合せは,お気軽に下記へ顧問...

警察に身柄を拘束されたら…

警察に身柄を拘束されたら…

2014-08-01

弁護士の田沢です。警察に身柄を拘束されたら,やはりすぐに弁護士さんを呼んだ方がいいということですよね。警察官は,法令を遵守するとは限らないのです。http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=2014...

裁判員裁判の量刑を最高裁が変更

裁判員裁判の量刑を最高裁が変更

2014-07-24

弁護士の田沢です。児童虐待致死事件について,裁判員裁判の量刑が2審でも維持されたのに,最高裁が破棄して変更したようです。裁判員裁判って,司法権の中でどの程度の重みを持っているものなのか,今一つ...

議員定数20人のうち15人逮捕って…

議員定数20人のうち15人逮捕って…

2014-07-16

弁護士の田沢です。青森県平川市の市長選挙をめぐり,市議会議員定数20人のうち15人が選挙違反で逮捕されたとのことです。議員さんのほとんどが逮捕されたことになりますね。市民の方々はどう見ているので...

逆転無罪

逆転無罪

2014-07-16

弁護士の田沢です。痴漢で逆転無罪です。それにしても,一審判決の言うところの「不可能ではない」って理由付けは,有罪認定には「合理的な疑いを容れない程度の立証」が必要であるということを理解していない...

捜査報告書に虚偽

捜査報告書に虚偽

2014-07-15

弁護士の田沢です。捜査報告書に虚偽があり,無罪判決が出たとのことです。虚偽の捜査報告書に基づいて逮捕状が取られ,身柄拘束されて,そのもとに自白調書が作成されても,それらは違法収集証拠として,証拠...

殺人罪で起訴

殺人罪で起訴

2014-07-09

弁護士の田沢です。5歳児を餓死させた厚木の事件,殺人罪で起訴されたそうです。最後まで消え入るような声で父親にすがろうとした幼子を振り切り,置き去りにした父親の責任は重大です。この手の事件について...

ASKA被告人の保釈に寄せて

ASKA被告人の保釈に寄せて

2014-07-03

弁護士の田沢です。ASKA被告人が保釈保証金700万円で保釈されたとのこと。昔,広島地裁福山支部で刑事事件を扱っていた当時,覚せい剤使用事犯の保釈保証金は,執行猶予が予想される事案で120~15...

覚せい剤取締法違反で執行猶予中に再犯

覚せい剤取締法違反で執行猶予中に再犯

2014-06-19

弁護士の田沢です。覚せい剤取締法違反の罪で執行猶予中であるにもかかわらず,再度,覚せい剤事件を起こした被告人に対し,再度の執行猶予判決が下されたようです。検察側は控訴したようですが,この種の事犯...

歩きスマホにご注意!

歩きスマホにご注意!

2014-06-10

弁護士の田沢です。歩きスマホについて解説しました。飲酒運転の規制がなかなか厳罰化に進まなかったのと同じように,歩きスマホの規制も時間がかかるように思いますね。路上喫煙禁止条例も,実際にどれくらい...

「求刑超え」判決が激増中!

「求刑超え」判決が激増中!

2014-05-30

弁護士の田沢です。裁判員裁判が始まってからというもの,検察官の求刑を超える判決が裁判官のみで判決をしていたときの10倍に増えているそうです。過去の類似事例との公平性と,市民感覚を取り入れようとす...

刑事弁護を分かっちゃいない!

刑事弁護を分かっちゃいない!

2014-05-27

弁護士の田沢です。PC遠隔操作事件の弁護人を務める佐藤弁護士について,「赤っ恥」だとか「責任はどう取るのか。」などとする記事を見ました。私としては,それまでの佐藤弁護士の功績と,「騙された。」と...

弁護士に無罪判決。裁判所も反省しているとのこと…

弁護士に無罪判決。裁判所も反省しているとのこと…

2014-05-22

弁護士の田沢です。脱税事件で弁護士に無罪判決が出たようで,裁判所も長きに亘って身柄拘束を続けたことを反省しているとコメントしたそうな。反省しないよりはマシですけど,その反省を今後に生かす手立ては...

「絶望の裁判所第2弾」執筆中とのことです。

「絶望の裁判所第2弾」執筆中とのことです。

2014-05-19

弁護士の田沢です。元裁判官が「絶望の裁判所第2弾」を執筆中とのことです。下記の記事は,日本の刑事裁判が絶望的であることが書かれています。確かに,ほとんどの事件が自白事件でほぼ100パーセントが有...

この専門家が書いたJIJICO記事

「産んだ女性が母親」は変わらず?法的解釈の今後

「産んだ女性が母親」は変わらず?法的解釈の今後

2015-07-05

自民党のプロジェクトチームが、卵子提供や代理出産で子どもが生まれた場合、出産した女性を母親と規定する法案を提出する方針を固めた。技術の進歩は無視され、従来の枠組みが維持される理由とは。

18~19歳を「年長少年」として保護、少年法の適用年齢引き下げの意味

18~19歳を「年長少年」として保護、少年法の適用年齢引き下げの意味

2015-06-17

自民党の「成年年齢に関する特命委員会」は、少年法の適用年齢を20歳未満から18歳未満に引き下げると同時に、18~19歳を年長少年として保護策を設けることを検討。刑事罰の対象とすることには慎重な立場も。

枕営業はビジネス?東京地裁、驚きの判決

枕営業はビジネス?東京地裁、驚きの判決

2015-06-03

妻が夫との不貞の慰謝料をクラブのママに求めた裁判で、東京地裁は「枕営業である場合には婚姻生活を害するものではない」と判断。「妻としての権利を侵害した」とする伝統的な裁判実務の考え方とは異なる判決に。

慎重な議論が必要!児童虐待の時効停止案が必要とされるワケ

慎重な議論が必要!児童虐待の時効停止案が必要とされるワケ

2015-05-26

児童虐待の相談件数が増加する中、自民党は特に性的虐待を対象とし、時効の見直しを検討し始めた。しかし、被害者の利益と時効ないし除斥期間の制度の趣旨をどのように調和させるのかという問題があると弁護士。

ホテルや飲食店のキャンセル料は払う必要があるか?

ホテルや飲食店のキャンセル料は払う必要があるか?

2015-05-09

東京のすし店が、中国人客の予約を拒否。店側は予約時のルールを説明できるスタッフが不在で、キャンセルの危険性を考えた対応だと説明したが、宿や飲食店で発生するキャンセル料金の支払い義務の法的効果とは。

ごみの開封調査行う自治体増加、プライバシーは守られるのか?

ごみの開封調査行う自治体増加、プライバシーは守られるのか?

2015-05-07

自治体がごみの「開封調査」を実施し、議論を呼んでいる。ごみの「開封調査」は公権力によるプライバシー権の制限となるため、憲法上の問題が生じる。プライバシー権の制限を必要最小限度に抑える措置が必要不可欠。

「ドローン」や「カジノ」で話題!「特区」は治外法権か?

「ドローン」や「カジノ」で話題!「特区」は治外法権か?

2015-04-10

無人飛行機(ドローン)などの技術開発を進めるため、地域を絞って規制を緩める「近未来技術実証特区」の検討会が開かれた。過去には「カジノ特区」も話題になったが、特区が担う役割について弁護士が解説。

世界遺産区域に倉庫建設、法的規制はあるのか?

世界遺産区域に倉庫建設、法的規制はあるのか?

2015-03-31

世界遺産として登録されている「古都京都の文化財」を構成する下鴨神社の境内に、祭事で使用される道具などを保管する倉庫建設が計画されている。世界遺産区域への建設に関し、法的問題はないのか。弁護士が解説。

最高裁「国籍法規定は合憲」判断のポイント

最高裁「国籍法規定は合憲」判断のポイント

2015-03-17

最高裁判所が国籍法12条を合憲とする判断を下した。争点は、法の下の平等を定めた憲法14条1項に反するかどうかであったが、合理的な理由のない差別には当たらず、違憲ではないと判断。弁護士が解説。

司法の場で「ノー・ニュークス権」が確立される意義

司法の場で「ノー・ニュークス権」が確立される意義

2015-03-12

「原子力の恐怖から免れて生きる権利」の確立を目指す動きがある。提唱者らは、ノー・ニュークス権を侵害する原子力損害賠償法は憲法違反と主張。人権として確立されると、原発そのものを肯定することは困難に。

テレビない人からも「NHK受信料」徴収の野望、現実のものに?

テレビない人からも「NHK受信料」徴収の野望、現実のものに?

2015-03-05

総務省はテレビのない世帯からもNHK受信料徴収を検討。インターネット端末機そのものは「放送の受信を目的としない受信設備」と解釈する方が国民の感覚に沿っていると指摘。理解を得られるよう議論を重ねるべき。

「子どもの声」は騒音?都の規制除外案に反対意見も

「子どもの声」は騒音?都の規制除外案に反対意見も

2015-02-17

都は「子どもの声」を騒音規制の対象から除外する方針を示した。「子どもの声」がうるさいとして訴訟にまで発展するケースもあるが、反対意見も根強い。住民側の静かな環境で生活する権利に配慮することも必要。

東京五輪へ「全面禁煙化」条例化の是非

東京五輪へ「全面禁煙化」条例化の是非

2015-02-08

東京都の舛添知事は、東京五輪に向けて都内での飲食店や公共機関などの全面禁煙化を目指している。健康増進法では受動喫煙防止のために必要な措置を求めているが、条例で一気に強制するかどうかは議論の余地がある。

新規事業を後押し「グレーゾーン解消制度」とは

新規事業を後押し「グレーゾーン解消制度」とは

2015-02-02

産業競争力強化法が定める「グレーゾーン解消制度」では、新規事業が既存の法令に基づく規制の対象となるのかどうかを事業所管大臣が事業者に代わって規制所管大臣に対し確認できる。企業の後押しとなることに期待。

極端な「自己責任論」の台頭、社会崩壊を招く?

極端な「自己責任論」の台頭、社会崩壊を招く?

2015-01-24

イスラム国が邦人2人を拘束し、政府が莫大な身代金を要求されていることを受けて「自己責任論」が吹き荒れている。突き進めると、社会が成り立たなくなる恐れも。逆に社会に対する責任を放棄しかねないと指摘。

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