安永好宏のお客様の声一覧
K・Oさま様
時期:2023年09月回数:10回以上
数年ぶりに HALFIT。今回の目的は、産後の体を整えて育児を少しでもスムーズに育児を 行うことです。子どもを産むだけでも大仕事でしたが、産んだ後はもっとハードなのだと日々 感じております。マイペースでなく子どものペースに合わせて動けないもどかしさだらけです。 今まで車いすと伝い歩きを並行しておりましたが、それに加えて床に座って行う動作も多いで す。立ち上がりや歩行の頻度もあがり、動くたびに筋力などが低下しているのを痛感していま す。そこで、短期集中で10回のトレーニング(身体機能の改善・筋力や持久力の強化)を行う ことになりました。まず、今回の内容はストレッチ、産後の骨盤のケア、腰 HAL、脚 HAL を併用したトレーニン グです。腰 HAL を装着するのは今回が初めて。脳性まひは先天的な障がいのため、日常で 立ち上がりの時に使うのは手の力がメインになります。もちろん健常の人のような足と腰の使 い方はよくわかりません。腰 HAL は足の力で立ち上がる動作を手助けしてくれます。自己流 でなく正しい使い方”を知ることができるのは、今まで使用してきた下肢に装着する HAL と同 じイメージでした。また、腰 HAL で立ち上がりの感覚を覚えた後に歩行トレーニングをするこ とで、上体を起こしての歩行がしやすくなり、以前より足の振り出しがしやすくなりました。次に、生活場面での変化についてですが、腕力だけを頼りにせず、身体全体を使う 感覚を得たことが大きかったです。例えば、車椅子に座っている時については「抱っこ」の 場面や床にいる子どもを持ち上げて膝の上に持ち上げる時です。どうしても力ずくで腕だけで 持ち上げて抱っこしようとしていたので、子どもにとって居心地が悪く不評でよく泣きます。車 椅子の上で抱くことが多いので、落下を避けることを考えて余計に無駄な力も入ってしまいま す。上半身全体を使いやや前傾し、戻る動きが腰 HAL のトレーニングに似ていて動きコツを 掴めてきました。車いすから床に降りた時については、座位でのおむつ交換、食事介助、ベビ ーサークル内で遊ぶとき、体幹を使うことが多いです。車椅子はオーダーメードで身体に合わ せて作られているので、ある程度体幹が自然と支えられているので両手で作業をするときに も行いやすく、机での作業は腕に体重をかければデスクでの作業もしやすいのです。車椅子 から降りると急に楽ができなくなるので、腰 HAL でのトレーニングの成果は大きく、今は10 kg の子どもを持ち上げることができています。そして、HAL での学習効果についてです。当初は、HAL での動きをとにかく短期間 で身体に染み込ませたいという思いがあり、週 2 回の頻度で行う予定でした。しかし、 日常の生活がある中で高い頻度でトレーニングをすることは予想以上に難しくて、間 隔が数週間開いてしまうこともありました。効果が落ちてしまうことを心配していたの ですが、予想よりも学習効果が維持されていました。その理由の1つとしては、トレーニングの時だけでなく日常でもトレーニング中の動きを日々思い出しながら意識して 生活をしていたところにあると思います。それは、自主練ではなく HAL の強みを知っ たトレーナーが日々の私の状況に合ったトレーニングをして下さったから、場面と共に 思い出せたという点が大きいです。それもあって、今は HAL のレンタルを試すことは 躊躇している状況です。どのくらいの頻度であれば学習したものを思い出せるのかは 未知な部分もありますが、年 3 回くらいのマンツーマントレーニングだったらどうなる かというのを試したい気がしています。ここ 2 ヶ月の間だけでも日常生活も大きく変わっています。それは子どもが日々成 長している証拠でもあります。親も心身ともに成長してためには身体のメンテナンスは 重要になってきます。ロボケアセンターが近くにあったおかげで 10 回のトレーニング をやり終えることができたと思っています。身近に自分を整える場があるのに気軽に 活用できないもどかしさはありますが、年に 1 回だけでも通えるようになったらと考え ています。今回はスタッフの方々に多くのサポートをしていただきまして本当にありが とうございました。
サービス内容:脳性麻痺の方の産後ケアと歩行トレーニング
2024年1月25日投稿
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K・Oさま様
女性時期:2023年09月回数:10回以上
脳性麻痺・脊髄障害・産後ケア
数年ぶりに HALFIT。今回の目的は、産後の体を整えて育児を少しでもスムーズに育児を 行うことです。子どもを産むだけでも大仕事でしたが、産んだ後はもっとハードなのだと日々 感じております。マイペースでなく子どものペースに合わせて動けないもどかしさだらけです。 今まで車いすと伝い歩きを並行しておりましたが、それに加えて床に座って行う動作も多いで す。立ち上がりや歩行の頻度もあがり、動くたびに筋力などが低下しているのを痛感していま す。そこで、短期集中で10回のトレーニング(身体機能の改善・筋力や持久力の強化)を行う ことになりました。
まず、今回の内容はストレッチ、産後の骨盤のケア、腰 HAL、脚 HAL を併用したトレーニン グです。腰 HAL を装着するのは今回が初めて。脳性まひは先天的な障がいのため、日常で 立ち上がりの時に使うのは手の力がメインになります。もちろん健常の人のような足と腰の使 い方はよくわかりません。腰 HAL は足の力で立ち上がる動作を手助けしてくれます。自己流 でなく正しい使い方”を知ることができるのは、今まで使用してきた下肢に装着する HAL と同 じイメージでした。また、腰 HAL で立ち上がりの感覚を覚えた後に歩行トレーニングをするこ とで、上体を起こしての歩行がしやすくなり、以前より足の振り出しがしやすくなりました。
次に、生活場面での変化についてですが、腕力だけを頼りにせず、身体全体を使う 感覚を得たことが大きかったです。例えば、車椅子に座っている時については「抱っこ」の 場面や床にいる子どもを持ち上げて膝の上に持ち上げる時です。どうしても力ずくで腕だけで 持ち上げて抱っこしようとしていたので、子どもにとって居心地が悪く不評でよく泣きます。車 椅子の上で抱くことが多いので、落下を避けることを考えて余計に無駄な力も入ってしまいま す。上半身全体を使いやや前傾し、戻る動きが腰 HAL のトレーニングに似ていて動きコツを 掴めてきました。車いすから床に降りた時については、座位でのおむつ交換、食事介助、ベビ ーサークル内で遊ぶとき、体幹を使うことが多いです。車椅子はオーダーメードで身体に合わ せて作られているので、ある程度体幹が自然と支えられているので両手で作業をするときに も行いやすく、机での作業は腕に体重をかければデスクでの作業もしやすいのです。車椅子 から降りると急に楽ができなくなるので、腰 HAL でのトレーニングの成果は大きく、今は10 kg の子どもを持ち上げることができています。
そして、HAL での学習効果についてです。当初は、HAL での動きをとにかく短期間 で身体に染み込ませたいという思いがあり、週 2 回の頻度で行う予定でした。しかし、 日常の生活がある中で高い頻度でトレーニングをすることは予想以上に難しくて、間 隔が数週間開いてしまうこともありました。効果が落ちてしまうことを心配していたの ですが、予想よりも学習効果が維持されていました。その理由の1つとしては、トレー
ニングの時だけでなく日常でもトレーニング中の動きを日々思い出しながら意識して 生活をしていたところにあると思います。それは、自主練ではなく HAL の強みを知っ たトレーナーが日々の私の状況に合ったトレーニングをして下さったから、場面と共に 思い出せたという点が大きいです。それもあって、今は HAL のレンタルを試すことは 躊躇している状況です。どのくらいの頻度であれば学習したものを思い出せるのかは 未知な部分もありますが、年 3 回くらいのマンツーマントレーニングだったらどうなる かというのを試したい気がしています。
ここ 2 ヶ月の間だけでも日常生活も大きく変わっています。それは子どもが日々成 長している証拠でもあります。親も心身ともに成長してためには身体のメンテナンスは 重要になってきます。ロボケアセンターが近くにあったおかげで 10 回のトレーニング をやり終えることができたと思っています。身近に自分を整える場があるのに気軽に 活用できないもどかしさはありますが、年に 1 回だけでも通えるようになったらと考え ています。今回はスタッフの方々に多くのサポートをしていただきまして本当にありが とうございました。
サービス内容:脳性麻痺の方の産後ケアと歩行トレーニング
2024年1月25日投稿
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