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「ほめる」ってどんな風に?(スタッフ)

2017年3月21日

テーマ:スタッフ

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

桜の木を見かけると
つぼみがふくらんでピンクがかってきました。
少しほころんできましたが、
満開が楽しみです。

さて、今日は「ほめる」ことについて
書きたいと思います。

人を育てるときに「ほめる」ことが必要だということは
みなさん、なんとなくどこかで聞いたことがあると思います。
教育や、子育てや、会社の新人教育などでも
「ほめる」ことはとても大切です。

しかし、育てるときだけではなくて、
全ての人間関係で「ほめる」ことは
とても大切なことだと思います。

夫婦でも、友達でも、先輩後輩でも、上司部下でも、
仲間同士でも、家族でも、他人でさえも。

けれど、「ほめる」というのは
意外と難しいものです。
どうほめたらいいのかわからない人も多いのでは?
私自身も、元々は人をほめるのが得意ではありませんでした。
「ほめる」ってどうしたらいいのだろうと思っていました。
経験を積むうちになんとなくわかってきたのは、
「ほめる」というのは、
ポジティブな感情を伝えることだと思えばいいのかな
ということです。

一般的に「ほめる」というのは
「えらいね」「できたね」「すごいね」といった
称賛の言葉を指します。
そう考えていると、
「当たり前のことをわざわざほめられない」
「ほめるところがない」
と言う方もいます。
それもわかる気がします。

私が思う「ほめる」は、
相手のいい所を伝えたり、感謝を伝えたり、
リスペクトしていることを伝えたり、
一緒に喜んだりすることも含まれます。
「いつも笑顔だからこちらも元気になるよ」
「さっきこう言っていたけれど、あなたって優しいね」
「そう言ってもらえると気持ちが軽くなるよ」
「いつも気遣いが細やかだよね、私もそんな風に
 気遣いできるようになりたいな」
「困っていた時に声をかけてもらって
 とてもうれしかったよ」
「~ができたんだね!私もうれしい!」
「前はこれが苦手って言っていたのに、
 できるようになったんだね。
 がんばったんだね」
「私はおおざっぱだから、
 あなたの丁寧さを見習わなきゃ!」
「やってくれてありがとう」
「これ、おいしいね。いつも作ってくれてありがとう」

どうでしょうか。
これなら、言える言葉もありませんか。
身近な人ほど、照れくさくて言えないことが多いと思いますが、
時々勇気を出して、
伝えてみてください。
いつも当たり前のように思っていたことや
普通だと思うことでも、
何か一つ具体的なことについて「ほめる」ことが
ポイントです。

きっと、関係があったかくなると思います。

ちなみに椎名先生は、
クライアントさんだけでなくスタッフにも
いつも細やかに
そういったポジティブな言葉をかけてくださっていますよ。


文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子

この記事を書いたプロ

椎名あつ子

夫婦・親子・精神疾患など多数経験豊富なカウンセラー

椎名あつ子(横浜心理ケアセンター)

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