不機嫌な朝（スタッフ）

2017年3月7日

テーマ：スタッフ

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

以前、仕事に行く朝
ホームで電車を待っていたときに、
近くにいた女性が
とても険しく厳しい表情で電車を待っていました。

それを見た私は、
なんだかとても淋しいような悲しいような
そんな気持ちになりました。
あんな表情でいたら
楽しいことがあっても楽しめないし
周りの人も決していい気分ではないし
なんとなく楽しいことや幸せが
逃げていってしまいそうだ・・・
とも思いました。

それから、なるべく険しい表情にならないように
いつも微笑みを・・・とまではいきませんが、
ただでさえキツく見られやすい顔なので
なるべくキツい人にならないように
心掛けています。

それでも、人間ですから、
嫌な事があったり
気分がすぐれなかったり
落ち込んでいたり
元気がなかったり
妙にイライラしていたり
そんな日もありますが、
それを表情や態度に出していたら、
自分も周りも嫌な気分になってしまいます。
だから、できるだけ楽しい私でいられるように
人に会うときには気分を切り替えています。

でもどうしても、切り替えられないときもあります。
そんな時は、
「今日はちょっと寝不足で・・・」
「体調が悪くて・・・」
「疲れがたまっていて・・・」
などなど体調のせいにして
元気がないことを先に伝えます。
そうすると周りの人も
今日は調子が良くないんだな、と
そっとしておいてくれたり
多少イライラしても
疲れてるんだなと大目に見てくれたりします。

できることはやってみるけれど、
どうにもならない時にも一工夫。
それだけで、
周りも自分も、少し楽しくなるかも。

普段それだけやっていたら、
本当にどうにもできない時にも、
うっかり感情がこぼれてしまっても、
普段の信頼があるので大丈夫だったりします。

誰にだって不機嫌なときはある。
けれど、普段の行動によって、
周りの人の受け止め方は
きっと違います。

不機嫌な朝には、
ちょっと笑顔を思い出してみてください。

文：スタッフsachi
代表：椎名　あつ子