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折川浩

ものづくりの技術者を育成・機械設計のコンサルタント

折川浩(おりかわひろし) / 機械設計技術コンサルタント

折川技術士事務所

折川浩プロのご紹介

進歩する機械設計の技術力。それでも大事なのは「魂を込めること」(1/3)

折川浩 おりかわひろし

設計技術の基本や応用テクニックに関する研修・セミナーを実施

 技術革新がどれだけ進み効率化が図られようとも、ものづくりにとって大事なのは「魂」を込めること。神奈川県海老名市で「折川技術士事務所」を営む折川浩さんはそう話します。設計技術の基本や応用テクニックに関する研修・セミナーを機械系エンジニアに向けて実施し「設計の肝」について指導してきました。

 物の形や大きさ、位置関係の許容誤差を示す幾何公差をはじめ、機械工学関連技術の基礎から応用まで、受講者の知識量に合わせて親身に解説。作りを考慮した基準の設定や適切な公差値の設定、設計意図の明確化などを実習を交えてわかりやすく伝えます。

折川さんが指導した数は1000人を超え、受講者からは「自分ではわかっているつもりだったが、講義を聞いてひざを打った」との声も。「会社の令だから」とやってきた受講者も、帰るころには目の色が変わるといいます。

 コンピューターで立体的な図面が描ける「3次元CAD(コンピューター支援設計)」の普及により、形状データがあれば専門的な技術を必要とせず物が作れる時代が訪れました。しかしデータ通りに作ったつもりが、物体の各部位に予期せぬズレが生じていることもしばしば。

 もっとも精度を高めなければいけない部位はどこなのか、反対に緻密な公差が必要ない部位はどこなのか。「誰もが一目瞭然の設計意図を浮かび上がらせるには、やはりきちんと整理された図面が欠かせない」と折川さん。「最近は優秀な若い技術者が多い。でも情報が多すぎて『なぜ?どうして?』と深掘りするのがおろそかになるケースもあります。長く技術畑にいたからこそ、基本の重要性を伝えていきたい」と熱をこめて話します。

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