まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ神奈川
大河内恒

悩みを共有しながら患者さんに気づきを促す精神科医

大河内恒(おおこうちひさし)

大河内メンタルクリニック

お電話での
お問い合わせ
0467-47-1235

コラム

こころの病気について

2018年5月26日 / 2018年5月27日更新

「私」というそれぞれの自己は現象世界の住人であるということが、こころの問題を捉える前提です。
それは意識するかぎりであらゆるコトが存在可能であるという意味でもあります。あらゆる存在が「私」が意識できるかぎりで可能であるという意味でもあります。
「私」が不在であっても、Aという人物が存在しているというのは自明ではあります。しかし、その自明性の前提は「私」がAを意識するかぎりで可能であるということです。
私がただの一度も会ったこともなければ聞いたこともない人は無数にあるでしょう。それでも、私がそうしたことを意識することがなければ存在しないに等しいのです。
このように「私」が意識するかぎりで「世界は存在する」ということが現象的世界の意味です。
このことは意識を失って倒れた人を、救急医が、意識があるかないかと判定するのと軌を一にしています。意識が働かなければ、何事も存在しないことを意味します。
そのことは「私」の存在を措いては「世界は存在しない」、あるいは「実体としての世界は存在しない」という意味をも表しています。
以上に述べたことは、うつ病等の「こころの病い現象」、延いては人間存在の問題などを捉える上で大前提になる重要な問題です。

この記事を書いたプロ

大河内恒

大河内恒(おおこうちひさし)

大河内恒プロのその他のコンテンツ

Share

大河内恒プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0467-47-1235

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

大河内恒

大河内メンタルクリニック

担当大河内恒(おおこうちひさし)

地図・アクセス

大河内恒プロのその他のコンテンツ