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コラム

こころの病気について

2018年5月19日 / 2018年5月27日更新

うつ病であれ、神経症であれ、「こころの病」は内科などでいう「病気」とは本質が違います。
例えば、内科で「胃が痛い」という訴えがあれば、身体を触ったり、血液検査をしたり、場合によっては胃カメラ検査をしたりして「病気」を特定します。
同じことを精神科で訴えた場合は、心因性のモノである可能性が問われることになります。
つまり内科などの身体科では患者さんそのものが問われるのではなく、一般論としての身体が問われ(ます。
それは言葉を換えれば,医者―患者の双方ともに「こころにとっての外的な問題」が問われることになります。
一方、こころの問題では患者さんそのものが問いの対象になります。つまり「こころにとっての内的な問題」が問われます。 
問うのは常に自我と呼ばれているモノです。
自我というのは「社会的存在としての自己」の主宰者です。それぞれの「私」である自己は社会的存在であることのほかに「自己自身との関係を生きる」モノでもあります。この自己自身とうのは、いうならば自己の原基です。自己が自己であるためには、その根拠となるべきものが必要です。「私」が生まれたときに備え持っている私自身であることの原基がなければ、「私が私として存在する理由」がありません。その「理由」はいうならば天与のものであり、自然の摂理の下にあると考えざるを得ないのです。
我われ人間も他のあらゆる存在と同じく、人間が創ったのでなければ、自然の摂理の下にあると考えるしかありません。まさか「私」という自己を創ったのは親であるとはいえないのです。産んだのは親であっても、その親が「私」という赤ん坊を産みだすあらゆるプロセスを主導したわけではないのは、いうまでもないことです。

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