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コラム
自己破産は家の売却前?後?
2015年4月13日
こんにちは杉山善昭です。
今回のテーマは「自己破産」
それも「タイミング」のお話です。
自己破産をするタイミングは家を売る前?後?
どちらが正しいでしょうか?
どちらもメリット、デメリットがあるので、一概には言えませんが、それぞれの特徴を挙げましょう。
不動産を売却した後に自己破産する場合、資産がないので手続きが簡単です。
念のために補足をしておくと、不動産以外の資産はない前提でのお話です。
一方、売却前に自己破産をすると、手続きが増えます。
また、破産管財人を立てなければいけなくなるケースもあり、余分に費用がかかります。
任意売却をする場合、自己破産の申請をしていた方が債権者との交渉がやりやすい場合があります。
しかし、一方で自己破産の申し立てをしていると、賃貸物件の入居審査に影響する可能性もあります。
良し悪しがありますので、なかなか判断は難しいのです。
よく電話相談だけで「ベストな方法を教えてください」と言われます。
私もパッパっと、最適なアドバイスをしたい所ですが、
ご相談者様の置かれている状況や相談者様の考え方などをじっくり、よくお聞かせいただいた上でお答えしています。
任意売却は単純な足し算ではないですからね。
家の売却と破産の基本的な順番
せっかく記事を読んでいただいているので、基本的な順番を書いておきます。
ご注意していただきたいのは、基本的順番ですから「どなたにでも必ず当てはまる」ということではないという点です。
現在の状況が、住宅ローンだけなら、家を売却してから自己破産手続き。
住宅ローン+複数のクレジット等借入れなら、自己破産手続きしてから家を売却。
取立てがさほど厳しくなければ、自己破産準備して、家売却した後、自己破産申請
となります。
どのタイミングでどの支払いを止めるか?
どのタイミングで弁護士に介入してもらうか?
など、細かい点も検討して決めていくのです。
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