高額金銭保証にご注意下さい

2011年6月21日公開 / 2013年1月26日更新

コラムカテゴリ：住宅・建物

「あそこは70万円くれるって」

住宅ローン支払い困難者のサポーター杉山　善昭です
いつもお読みいただきありがとうございます

先日ご相談にお見えになった方の実例。
今回は「手残り金額」についてのお話です

競売開始決定がなされると
いわゆる任売業者からダイレクトメールがわんさと
届きます。
届くメールの中には
70万円保証！などと明らかに誇大と思える
表記があります

この70万円保証というのは
売却した後で売主の手元に残すお金のことです
売却可能金額がローンの残債よりも
少ない金額の場合、基本的に売主の手元に
お金は残りません。

しかし交渉次第で引越し代が手元に残せることが
よくあります

しかし引越し代といっても実費相当ですから
一般住宅の場合70万円ものお金が手元に残るはずがありません

できるとすれば売却した契約書を偽造することか？
私文書偽造同行使。立派な犯罪です。

このような手口でお金が残っても
後で警察のご厄介になるかもしれない状態を
あなたは望みますか？

こういったパターンの顛末ですか
最後の最後になって

「いや～●●さん銀行が思ったより強情で
●●万円しか残りませんでしたわ・・・仕方ないですね」

ということになりかねません
この時点で文句を言って引き返せません念のため。
甘い話にはくれぐれもご注意下さい

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