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大根田笑子

日々の食事で体質改善するための薬膳を伝える国際中医薬膳師

大根田笑子(おおねだえみこ)

薬膳教室 胡桃の庭

コラム

「体質」と「食べ物の性質」を知って、カラダを変える

ゼロからはじめる薬膳入門

2018年5月18日 / 2018年6月15日更新

こんにちは。薬膳師の大根田です。
前回の続きです。

「バナナは便秘解消に良い」という、例の話しですが、
実際のところ、いかがでしょうか?

結果として、便が出る

薬膳的には、バナナは「寒性」の性質(特に肺や胃腸に作用)を持ち、
熱を鎮めて身体をクールダウンさせる作用を持つとされます。

●バナナの性質が体質に合っている方(身体に熱やほてりやがある方など)は、
バナナを食べると肺や胃腸の余分な熱が取り除かれ、胃腸などの機能が改善する。
→結果として便が出やすくなる

●一方、もともと身体が冷えている方や消化力が弱っている方などは、
バナナを食べるとますます身体が冷えて内臓の働きも悪くなる。
→結果、便通は改善されない(ますます便秘がひどくなる場合も)

これはバナナに限ったことではなく、すべての食べ物に言えます。



「食材の性質」と「体質」をパズルのように組み合わせる


例えば「夏バテにうなぎが良い」ということが言われますが、
これも薬膳的に考えれば、残念ながら「すべての人に良い」とは言い切れないのです。。

胃腸が弱り、食べものを消化する力が弱い方にとっては、
うなぎの脂っこさが体の負担になり、食後もたれるなどの症状が出る場合があります。

他にも挙げればキリがありませんが・・・

生姜
玄米
りんご

○○茶
水・・・

これらも体に良いと言われますが、
体質によっては、食べたことでかえって体の負担になったり、
炎症、消化不良、むくみ、冷えなどの不調が生じる場合もあります。

ですから、食で体質改善をするためには「自分の体」と「食べ物性質」を
うまく組み合わせることが大切なんです。

実際の薬膳では「食材の性質」と「自分の体質(タイプ)」の両方を
把握したうえで、日々の食事を調整していきます。

完璧でなくても、自分なりに少しずつ微調整していけば、その分カラダは応えてくれる。
これが私自身の実感であり、薬膳の本質でもあります。

この記事を書いたプロ

大根田笑子

大根田笑子(おおねだえみこ)

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