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手塚由貴子

子育て支援と女性の自律と自立を助ける専門家

手塚由貴子(てづかゆきこ)

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コラム

大逆転!どや❤

yuki no 本音箱

2018年5月6日 / 2018年8月15日更新

中学の体育祭
プログラムは「400m走」の出来事だ。

運動神経は「中」程度だったと思う。
女子校のバスケ部にはいたものの、とても活躍したとは言えない。
だが、一つ自慢できるのは、中高6年間やり続けたと言うことだ。

話を戻すが、どの学年にもスポーツ万能で人気者がいる。
私の友人もまた同じように学年トップ!何をやっても抜群の運動神経の持ち主だった。
女子校ならではの憧れの的だった。

自分から希望したのかはさっぱり覚えていないのだが、
体育祭で「400m走」に、私も彼女も出場することになった。
中距離走は嫌いだ。
必ず、苦しくなるからだ!
スタート地点の段階で、とてもじゃないが10位にも入れるとは思えない面々が揃っていた。
緊張でブルーになった。

だが、私は必死に走った。

順位などは、全く覚えていないのだが、記憶の貯蔵庫にはっきりとした映像が残っている。

「手塚選手、最後のカーーーブ!抜くか、抜くか?抜いたーーー!」
奇跡が起きたのだ。
あのスポーツ万能な彼女を最後のカーブでとらえ、私は抜いたのだ!

大逆転!どや!

この記憶は、私の宝物映像となった。

55歳に至る人生の中には、苦しい場面がいくつもあったが、必ずこの映像が力となった。
大丈夫!私は必ず乗り切れる!・・・そう思った。

だが、必死に走り、走って、走って、走り抜いても、乗り切れない魔物がいた。
それは「うつ病」だ。
これは、最も厳しい難所だった。

必死に走り続け、どや!どや!どや!では、とても太刀打ちできるものではない。
走らない、走ってはいけない、歩いて、止まって、停まっての繰返し。
まるで真逆の方法。
人生の休憩地点・・・そんな楽観的な表現を受け入れられるようになるには
かなりの時間がかかった。

ゆっくり、ゆっくりと歩いてもいいんだと言うことを、まず覚えることがスタートだった。
ゴール目の前で後退して、じ--っと停まり、深呼吸して、また歩きはじめ、小走りをしては、また後退し、ゆっくり、ゆっくり、歩いてゴール。

今だから思う。
この経験は、自分の取り扱い方法を知る大きなチャンスだったと。
自分に対して、これほどまでに愛しい思いを抱いたのははじめてだ。

一つの出来事に一区切りつく瞬間には、いろんな方法がある。
「自分に優しくなる」
そんな経験をさせてもらった私は本当にしあわせだ。
これからの人生に役に立つこともあるだろう。

どや!・・・時間はかかったが、走らなくてもゴールできたぞ!
歩みの中で見えた風景や、感じた風、あたたかいぬくもり・・・
ありがたい、ありがたい経験となったね。
自分をほめてあげようよ。
ねっ❤ゆき

・・・これ、本音。




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http://heart-house.or.jp/?cat=1

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