
コラム
自分自身に自覚をむけるコンセプト、ACの再考
2023年3月18日
東京では桜が開花したようですね。湘南の海辺はもうちょいです。
先日、小規模の学会に参加しました。3年を経てオンライン学会にも慣れてきましたが、来年はリアル学会の開催にお手伝いできるといいなと思っています。
AC(アダルト・チルドレン)というコンセプトの再考にとりくんでいます。自分自身を知るための言葉であるし、これまで生き延びてきた力を自覚するためのコンセプトと言えるでしょう。
はんたいに「毒親」という用語があります。こちらには、いまの自分の苦難の状態は、毒を持った親のせいであるという「他責」に向く傾向があるでしょう。
共依存などのさまざまな人間関係の困難、依存症、心身症などを、これまで生き延びてきた力の「表現型」ととらえてみる実践を研究しています。
親や養育者の影響がどうであれ、自分にいま起きている「表現型」に自覚をむけて、今後の人生を生き延びるための「知恵」に洗練させてしまおうというコンセプトです。
そうした事例のワークを検討した原稿を書いています。6〜7月頃には店頭に並ぶのではと思っています。お楽しみにしていただければ幸いです。
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心の課題とは、変化の機会、森や海や音楽のように。
悩みや困難を単に癒やすための課題にとどめず、「自分自身になろうとする力」の流れと捉えます。
心理教育相談カウンセリング:家族とAC研究室
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