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小川文子

大手都市銀行や外資系資産運用会社等の金融出身の女性弁護士

小川文子(おがわふみこ) / 弁護士

恵富総合法律事務所/コンサルタント

コラム

お一人女性のための老後の備え

2019年12月6日 公開 / 2020年2月25日更新

テーマ:おひとり女性のための提案

コラムカテゴリ:法律関連

先日、三越カルチャーサロンで、「お一人女性のための老後の備え」と題してセミナーを開講しました。当初、受講生は、単身女性を想定していたのですが、子供がいらっしゃる方もご参加いただいていました。子供が居ても子供に迷惑をかけたくないとか、あるいは子供は頼りにならない?等、いろいろな理由で参加いただいたのかと思います。ざっくばらんに、質問があればいつでも受け付けることを前提にセミナーを進行しましたら、都度、様々な質問を頂戴しました。

家族(民事)信託について説明しているときのご質問の中で、「信頼できる受託者が見つからない場合はどうすればよいか」というものがありました。実は、私も、お一人女性にとって、家族信託の最大の難関は、この受託者を見つけることだと思っています。オーダーメイドで作る家族信託は、通常、その方(委託者)の希望に沿ったスキームを構築することができるので、大変便利です。もっとも、信頼できる家族がいて、その家族(多くは子供)が受託者になることが前提なので、お一人女性には、受託者を見つけることが容易ではないわけです。
勿論、甥や姪、あるいは、名前は家族信託ですが、受託者は親族に限定されるわけではないので、信頼できる自分より若い友人がいれば、その友人に受託者になってもらうことも可能です。また、今信頼できる人はいるものの、自分の認知能力が衰えた後の財産管理を全て任せるほどの信頼できる人がいない場合は、例えば弁護士等専門家に信託監督人になってもらい、受託者を監督することもできます。

他方、セミナーでは、オーダーメイドの家族信託だけではなく、信託銀行に行って相談することも選択肢の一つとして紹介していましたので、どうしても受託者が見つからない場合は、信託銀行の既存の商品を選択することになるのではないかと回答しました。
信託銀行は、法人であり、個人が受託者となるのと比較し、信頼度は高いです。もっとも、法人といっても実際に話をする相手は、担当者になりますが、担当者は転勤があるため、今の担当者は相性がよく話し易くても、次の担当者はそうではないということもあるかもしれません。また、いわゆる既成信託商品が前提になるので、自分の希望とおりの商品がない場合もあります。

受講生には、まずは、老後に必要はお金がいくらぐらいかを計算し、その蓄財のために何か必要か(今の出費の見直しや必要があれば投資)を検討する。そして、折角蓄えた老後資金を自分の希望通りに使えるように、財産管理のための情報収集をして自分にあった財産管理方法を選ぶ。また、方法は一つである必要はなく、各方法のメリットを享受できるよう工夫するのも一方だと思うとお伝えしました。

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