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掛川幸子

感情をナビゲートしてポジティブな思考を作るEQスペシャリスト

掛川幸子(かけがわさちこ)

株式会社イーアンドシーエスサポート

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コラム

「表に見えているのは氷山の一角」

前回コラムの例を見てみるとAさんは「うるさいなあ」と思ってちょっと「いらっと」しました。
なぜ「うるさい」ことが「いらっと」したのでしょうか?
あえて客観的に見て考えてみましょう。
*ガヤガヤしている高校生は耳栓をしなければならないほどの大きい声でしょうか?
*もしこの声を町中で聞いたら、それほど「うるさい」と感じるでしょうか?
*高校生たちはAさんに対して何か敵意をもっているでしょうか?
そうです。いずれもあてはまりません。
電車に乗ったときのAさんの感情はどんな感情だったのでしょう?
*電車で座れてうれしい。到着の20分少し眠れるかな♪
これはAさんが今日のこの瞬間この電車に乗ったときに感じた感情です。
この感情をさらに分けて考えると
1座れた!うれしい!という喜びと
2眠れるかな?という期待があります。
この2つの感情の中で2の「期待」を大いにじゃまされてしまったので、
Aさんは「いらっと」してしまったのです。
実は同時にBさんという人が電車に乗っていました。Bさんは普段からマナーに厳しい意識をもった人物です。
Bさんは電車で立っていましたが、ガヤガヤと乗り込んできた高校生に対してやはり「いらっ」とした感情を覚えました。Bさんは別に寝たいわけでもありません。
Bさんの心の中には「公共の乗り物の中では静かにすべし」という自分の中の「静か」な基準があるのです。
その静かな状態を「平穏」として保ちたいという気持ちを大いに邪魔されてしまったのです。
Aさんの「うるさいな」という思いの中にはAさんの「期待」が邪魔されたという事実から起ったものでした。
Bさんの「うるさいな」という思いの中にはBさんの「平穏」が邪魔されたという事実から起ったものでした。
一見誰にでも起こりうる「いらっ」とする感情もしっかり奥深くみていくとその「いらっと」の根源こんなにも違います。
普段あなたがなにげなく感じている感情はあなたの心の中のほんの表面の一部分だけなのです。
人は通常生きている時はこの氷山の一角だけを見せています。見えているのはこのほんの1部分だけなのです。
今はあなた自身も知覚できているのはこの一部分だけかもしれません。
実は、残りの大部分の中にあなたの思いが隠されているのです。
感情の発端や、行動の原点にはこの氷山の下の部分が大いに影響してきます。
この氷山の下の部分をあなたがしっかり知ることができ「心の声」を聞くことができれば、意識することができればEQはどんどん伸びていきます。
EQをうまく活用するには、まず自分の感情を知ることから始まります。

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