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高橋幹雄

ヘーベルウォール工法で高気密・高断熱・100年もつ健康住宅

高橋幹雄(たかはしみきお)

有限会社ベスト・プランニング

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コラム

1.6 【高気密・高断熱の家】 高気密・高断熱住宅の結露はどうやって防ぐ?

高気密・高断熱住宅

2017年8月1日

  一級建築士の高橋幹夫です。
 
  第4回で高気密・高断熱住宅のデメリットとして、結露が発生する可能性があると記載しました。

  結露を防ぐためには換気扇を用いた換気(前回を参照)や窓を開けて空気を動かすことが大事ですが、その他にも家の各部位で結露をさせないように工夫することが大切です。

  とりわけ高気密・高断熱の家ではどこで外気と熱的に仕切るかで結露が起きやすい部分が変わってきます。

  たとえば構造躯体内で行う断熱では、その断熱の内側と外側の温度差で結露が発生する可能性があります。
  このようないわゆる“内部結露”は気づきにくく、躯体を劣化させることになるので非常に危険です。

  “内部結露”の対策としては、外壁面の室内側に防湿シート(ポリエチレンシート)を貼って、壁の中に湿気を進入させない方法が一般的ですが、私は外壁から居室側の壁までを構成する建材に透湿性や調湿性があるものを使用したり、可変透湿シートを用いることで湿気の出入りをコントロールする方法を推奨しています。

  なぜならば、完璧にポリエチレンシートで密閉すると、言わば“ペットボトル”の家であって、夏型結露に弱いためです。
  (防湿シートで覆いつつも、結露を防ぐ工夫をされている工務店もありますが、盲目的に覆ってしまうところも多いです。)
  
   また、このコントロールの仕方は地域の気候(温度や湿度条件)で変わってくるので、それに合った断熱方法・断熱量、建材の選択が必要になるはずです。

  結果的に結露に対しては各住宅の設計思想として、様々な考え方が提示されていますが、それは個別の断熱方法、湿気コントロールの方法が様々であることに起因しているからでしょう。

  いずれにせよ、結露に対して論理立てて丁寧に考えている設計者に家づくりをお願いしたいものです。

次回は ~高気密・高断熱住宅は神奈川で必要?~ について掲載します。

高気密・高断熱住宅についてはこちらも参考にして下さい。

ベスト・プランニング Webサイト
http://b-planning.co.jp/

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