地域と中小企業の活性化のための包括的な支援を行う税理士として（3/3）

一歩前へ！経営者と共に考える税理士として

　現在黒字企業はわずか3割程度。その状況を上向きにしていくには単なる税務会計業務だけでは力になれないと言い切る海江田さん。バブル直後から20年以上積み重ねてきた経営支援の経験と実績をフルに活用して、現在250以上の会社経営をサポートする事務所となりました。「中小企業の経営者はいつの間にか保守的になって、経営革新の必要性がつい忘れられてしまう。」そこで海江田さんが考えた経営革新支援は、経営者と一緒に考えるというやり方でした。アメリカの諺に「Give a man a fish and he'll eat for a day. Teach a man to fish and he'll eat for a lifetime（魚を1匹与えるより魚の釣り方を教えた方が一生困らない）」というものがあります。その諺に倣い、税理士は経営者自身が考える手助けをするという海江田流経営革新支援を行っています。「魚を釣るという方法がありますよ、と提案し後は自分で考えてもらう。そのきっかけとしてマーケティング手法を最大限活用します。自分で考えられる経営者になってもらうことが、ひいては中小企業と地域が盛り上がる原動力となります。」と語る海江田さん。地域性を生かした新しいビジネスモデルを経営者と共に考えそのビジネスが1日も早く軌道に乗るよう今日も全力で業務に当たっています。

（取材年月：平成26年6月）

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