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時任真幸

アスレティックトレーナーとしてスポーツを支えるプロ

時任真幸(ときとうまさき)

神村学園専修学校

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コラム

「力」って何だろう?

トレーニング理論

2015年12月1日 / 2017年11月18日更新

あらゆるスポーツにおいて,筋力トレーニングは欠かせません。また,スポーツ競技において「力」は重要なファクターです。
では,「力」とは何でしょう?




ニュートンの運動の3法則における「第2法則」である運動方程式F=ma,すなわち「力(F)=質量(m)×加速度(a)」によって説明することができます。この式を変形させるとa=F/mとなり,身体においては質量mは体重に置き換えて考えてみましょう!
スポーツ活動中において体重(質量)は変化しませんから,「力は加速度に比例する」,すなわち,力が大きくなればなるほど加速度は大きくなることがわかります(上記の式より)。

では,加速度とは何か?
加速度の単位は「メートル毎秒毎秒(m/s²)」となります。この単位は速度の単位である「m/s」をさらに秒(s)で割ったもの,すなわち速度の変位(変化分)を表したものになります。
例えて言うならば,車やオートバイにおいて,急発進や急ブレーキは大きな力(加速度)が加わり,大変危険です。また,電車の発着でも踏ん張るのに力が必要であります。これらが加速度(速度の変位)の正体です。

アスレティックトレーナーは選手の力を強化するために,体重制限のあるような競技の場合,加速度を意識して緩急をつけたトレーニングの指導を行います。また,みなさんも十分ご存知のように,体重(質量)が大きい選手は小さい選手に比べて力が大きいことがわかります。上記の式でも証明できます。よって,体重制限のない競技においては「食べてトレーニングを行い,体を大きくすること」も重要になります。しかし,体が大きくなればなるほど,重力との闘いが始まります。地球上には重力加速度9.8m/s²が存在し,立っているだけでも力としては体重の約10倍となります。これは膝関節などに大きな負担をかけ,ジャンプ・ストップ・ターンなどは大きな負担となります。そのためには過度な体重増加は危険にもなります。

このような「力」の矛盾と戦いながら日々トレーニングメニューを考えています。小難しいコラムを読んでいただき,ありがとうございました。

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