まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ香川
滝口耕司

遺産相続の問題をあらゆる観点から解決に導くプロ

滝口耕司(たきぐちこうじ)

滝口・上枝法律事務所

お電話での
お問い合わせ
087-821-7801

コラム

法定相続人にあたらない人に相続財産を与えたい場合

相続人は民法で決められている

相続ができる相続人は、法定相続人として民法で決められています。そして、その相続順位も民法で決められています。相続人となるのは、被相続人の配偶者、子どもです。子どもがいないときは、被相続人の直系尊属(父母、父母がいなければ祖父母)です。もし直系尊属もいないときは、兄弟姉妹が相続人となります。
しかし、死後、近親者以外の人に財産を与えたいと考えることもあるでしょう。例えば、あなたに身の回りの世話をしてくれているAさんがいるとします。Aさんが甥姪の場合、どんなに親しくしていても、相続人にならないことがあります。また、あなたのお子様が既に亡くなっている場合、その配偶者は、どんなにあなたの身の回りの世話をしてくれていても、相続人にはなりません。民法の決まりによりAさんが相続人にはあたらない場合、何もしておかなければ、あなたの財産を与えることはできません。では、Aさんにも財産を与えたいと考える場合、どうすればよいでしょうか。

方法① 遺言をつくる

死後、Aさんに財産を与える一つの方法は、遺言を作成することです。誰が相続人になるのかは、民法によって定められているため、被相続人が相続人を決めることはできません。しかし、遺言によって財産を分け与えることができます。このように遺言によって特定の人に財産を渡すことを、遺言書による贈与という意味で「遺贈」といいます。ただ、場合によっては、遺留分をめぐる争いがおきる危険性もあります。遺留分を侵害してしまうことがわかっている場合は、遺贈する理由と遺留分を放棄してくれるようお願いしておくことも考えられます。ただ、遺留分は相続人の権利のため、放棄を強制することはできないことに注意しましょう。また、遺言が無効とされてしまうこともありえます。

方法② 養子に迎える

遺言よりも確実な方法として、養子縁組をして「子」にしてしまうという方法も考えられます。養子縁組は、結婚するときと同じように、役所に届出をすることによって行います。ただし、養子縁組を結ぶことにより、養子には実子と同様の権利が生じることになります。そのため事前に、利害関係が生じる家族とも十分話し合いをして理解を得ておく必要があるでしょう。また、民法上、種々制限があることも忘れてはいけません。主だったものとしては、年長者を養子とすることはできません。未成年者を養子とする場合は、家庭裁判所の許可が必要です(自身又は配偶者の直系卑属を養子とする場合は不要)。

この記事を書いたプロ

滝口耕司

滝口耕司(たきぐちこうじ)

滝口耕司プロのその他のコンテンツ

Share

滝口耕司プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
087-821-7801

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

滝口耕司

滝口・上枝法律事務所

担当滝口耕司(たきぐちこうじ)

地図・アクセス

滝口耕司プロのその他のコンテンツ