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コラム

遺言の役割とは

遺産相続が終わらなければ、人生は締めくくれない!遺言の役割

あなたの財産、あなたが亡くなられた後は、どうなるのでしょうか。財産は、あなたが生涯をかけて築き、守ってきた大切なもの。できる限り有効に活用して欲しいと考えるでしょう。しかし、ただ願っていても有効に活用されることはありません。財産の行方は、「遺言」の有無で大きく変わります。
遺言とは、死後に効力を発生させる目的で、あらかじめ書き残しておく意思表示です。あなたの意思表示(最終意思)に従って、財産が分配されるようにするのが、遺言制度です。

遺言は、意思による財産分配を可能にするとともに、〝争続〟を防ぐ

遺言がない場合、財産は死後、民法の定めに従って分配されます。民法900条に原則があり、法律で決められている人々(法定相続人)が法律に決められた割合で分けます。例えば、あなたに配偶者と子ども2人がいる場合、配偶者が2分の1、子どもたちが2分の1を相続します。さらに、子ども2人はそれを等分するので、最終的には、子どもはそれぞれ4分の1相続します。
一方、遺言があると、これとは異なる分配ができます。例えば、自分の財産を特定の人々に渡すことができます。また、相続人がいない場合などは、遺産は最終的に国庫に属します。そのため、何らかの御意向がある場合には遺言が役に立ちます。
中には、「大きな財産はないから…」「親族でうまくやってくれるだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、相続争いは、遺産5千万円超の場合、ここ10年間件数はほとんど変わっていないのに対し、遺産5千万円以下の場合、10年で件数は2倍に増えています。自分の財産が、争いの火種になってしまうのは、悲しいことです。遺言は、誰にとっても重要なのです。

遺言が無効になってしまうことも…

遺言は、いつ、その効力が発生することになるか分かりません。遺言をした後、何十年も経ってから亡くなることもあります。そのため、その作り方には、民法によって厳格な決まりが定められています。録音やメモ書き、日記に書き留めておくといったものでは、有効な遺言とはなりません。遺言を作成する場合は、遺言の種類に応じた決まりを守らなければならないため、注意が必要です。
さらに、家族関係や財産状況に変化が起これば、遺言の内容を変更したいと考えることもあるでしょう。その場合は、新たに有効な遺言を作成しておくか、これまでにした遺言を撤回しておかなければいけないことにも注意が必要です。なお、撤回は、亡くなるまでいつでもできますが、物理的に破壊しなければなりません。
遺言を残す側には、正しい理解と知識が求められます。

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