四ノ宮直樹プロのご紹介
お客様と誠実に向き合い、真心こめた墓石を建立(3/3)
伝統文化継承のために石材店ができること
“洋風墓石”と聞くと、洋画で目にするような平たいお墓を思い浮かべる人も多いのでは? 日本でいう洋風墓石のスタイルが多種多様化してきた現代では、日本の墓石と洋風墓石を巧みにコラボさせた「洋風デザイン墓石」が人気となっています。実際に、以前は1割程度だった県内でも、今では約3割のお客様が洋風で建立しています。
その特徴としては、地元の銘石・庵治石をどこかに使いたいという要望。色合いが華やかな海外の石種に庵治石を組み合わせ、自由が利く文字やデザインで世界にたった一つしかない唯一無二の墓石が完成します。
「お墓離れが進んでいる現代において、お寺様が伝えてきたお墓参りなどの伝統文化をいかに継承していくか…。そこに働きかける石材店の役割は大きいと感じています。グローバル化を目指すのではなく、歴史や文化を大切にしながら墓石をとにかく追及すること。デザイン墓石など新しいことにも挑戦し、少しでもお参りしやすい空間をコーディネートしたいと思っています」と四ノ宮さんは熱く語ります。
まずは石材店の存在を知ってもらいたい―、そんな思いから、丸亀発祥のゆるキャラ「とり奉行 骨付きじゅうじゅう」や人気のアニメ・ゲームのキャラクターを石で造形して店頭に設置。道行く子どもたちも思わず足を止めるなど、徐々に石が身近なものだと認識され始めました。今後も続くであろう四ノ宮さんの挑戦。現代の若者にも、日本の伝統文化が継承されていくことを願うばかりです。
(取材年月:2017年3月)
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