アットホームな雰囲気で顧客の要望を丁寧に聞き出す（1/3）

フルオーダーメイドやお直し・リメイクで自分にピッタリのアイテムを

　高松市亀井町にある創業50年の婦人服専門店でファッションアドバイザーとして活躍する黒田夏代さん。老舗の専門店と聞くと、どこか敷居が高いイメージがあるかも知れませんが心配ご無用。お店の扉を開くとこちらまで思わず笑顔になるほど、元気いっぱいで気さくな人柄の黒田さんが出迎えてくれます。

　こちらは、かつて洋裁学校を開いていた黒田さんの祖母が洋服の販売もしてほしいという周囲からの要望に応えてオープンしたお店。現在は三代目の黒田夏代さんと母の親子でお店を運営しています。また、店舗とは別のアトリエにはお店専属のパタンナーや縫い子さんが在籍し、丁寧な裁縫には定評があります。

　幼い頃から自宅兼アトリエで洋服に囲まれて育った黒田さん。なんと小学生の頃から遊びの1つとして自分でスカートを作ったり、洋服をリメイクしていたそうです。そして彼女の記憶にあるのは子供の時に母親とお揃いの洋服を着て、とても嬉しかった思い出。だからこそ、お店では子供服のオーダーメイドにも力を入れています。実際に親子でお揃いの洋服をオーダーする顧客も増えていて、ピアノの発表会などのイベントやお受験スーツなどその内容もさまざまです。現在2人の子供の母でもある黒田さんも、いろんなシーンで親子お揃いの洋服を楽しんだそうです。「フルオーダーの洋服やドレスはもちろん、リメイクやお直しも可能です。最近ではハロウィーンやコスプレなど、仮装衣装のオーダーも増えています。中には自分でデザイン画を持って来てくださる方もいます。このお店を通して、幅広い世代の人に気軽に洋服のアレンジを楽しんで欲しいですね」と笑顔で話します。

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