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コラム
リトミックの先生になるために必要な資格は?
2015年11月14日
資格は特に必要としませんが民間の育成機関で認定がもらえます
リトミックは、主に子ども向けの音楽やスポーツ教室、カルチャースクール、幼稚園、保育園の中で行われています。
リトミックの指導員になるために、幼稚園教諭や保育士といった免許は必要ありません。
ピアノ科卒でも音大卒でなくても、ブルグミュラー程度の演奏レベルで指導ができます。
とはいえ、子ども対象のリトミックでは、幼稚園教諭の経験やピアノの演奏レベルが高い人、または音大卒というような経歴がある方が実際の現場では採用されやすく、個人でリトミック教室を開業するときも生徒が集まりやすい場合もあります。
リトミック指導員という国家資格や公的資格はありませんが、民間機関による講習会や認定制度はあります。
これらの機関が行う講習会では、リトミックの知識や教え方などが体系的に勉強できるようになっており、所定の講習を終えて認定試験に合格すれば、リトミック指導員の認定を受けることができます。
教室運営を通じた実体験と合わせて、これらの講習会に参加しておけば、リトミックの新しい指導方法や知識などが手に入りやすくなり、子どもの親からも信頼してもらえる教室運営ができます。
リトミック指導者育成機関が行う講習やその費用について
リトミックの講習が受けられる主な機関には、特定非営利活動法人 リトミック研究センターや、国際リトミック指導者連盟の日本支部(F.I.E.R.japan)、日本ジャック=ダルクローズ協会(Jaques-Dalcroze Society of Japanなど)があります。
講習会の受講費用ですが、協会への入会金や会費などが受講料以外にかかります。
一例を挙げると、月1回、3時間の講習を10回程度受ければ、受講料は総額5万円ぐらいです。
本格的に勉強したいなら、リトミックの教員養成コースもあり、こちらは指導員の資格を取得した後、さらに2年間学べばリトミック教員資格の認定を受けることができ、その費用は年間約40万円です。
資格取得は効率のよい勉強方法ですが講師としての経験も必要です
このような民間の講習を定期的に受けることで、講師としての自分を振り返り、指導内容を見直す良いチャンスとなります。
まだリトミックを教えたことがない人にとっては、指導員になるために必要な知識が学べますし、就職も紹介してもらえる可能性があります。
このように勉強をして仕事を始めていくわけですが、実際の現場では、学習ではなかったさまざまな出来事に振り回されることも覚悟しておかなければなりません。
お互いに意思を持った人間ですので相性の合わない人たちに会うこともありますし、教室運営のコストの問題など、レッスン指導以外の問題も出てくることは確かです。
対処に追われて疲れてしまうこともあるかもしれませんが、そこであきらめずにひとつひとつ問題を解決していくことで、自分もリトミック講師として成長し、生徒の信頼を得ることができるようになります。
リトミックの講師になるには、実際の現場での経験を数多くこなすことも大切です。
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