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小山真梨

子どもの自尊心が輝き出す音楽教育のプロ

小山真梨(こやままり) / 音楽家

小山真梨音楽教室

コラム

リトミックのレッスン スカーフの使い方で音を視覚化できる

2015年11月13日 公開 / 2016年12月31日更新

テーマ:リトミックで情操教育

コラムカテゴリ:趣味

コラムキーワード: リトミック

リトミックで使われるさまざまなツールがもたらす効果とは


リトミックのクラスでは、年齢に合わせて色々なツールを使いながら音楽を楽しみます。

これらのツールは音を出すものが多く、太鼓やホイッスル、木琴をたたく時に使うバチ、タンバリン、スカーフなどがあります。
もともと、自閉症や認知症をわずらった人達に対する音楽療法で使われることも多いのですが、音を聞いて楽しむことや、ツールを使って音を出す、演奏することで運動機能を向上させるなどの効果があります。

リトミックでもこれらのツールを使うことで、子ども達の好奇心を刺激しレッスンに前向きに参加してもらえるようになります。

ツールはレッスン中に貸し出して、生徒に使ってもらいます。
これらのツールの出し入れや後片付けもレッスンの一環として行われています。

スカーフの使い方とその効果について


ツールの中でもスカーフは、バランスよく五感を刺激するのでリトミックレッスンでもよく用いられています。

音の高さや長さに合わせて、スカーフのふり方を変えれば、その色や動きは、音を視覚化する効果があり、乳児クラスでも使うことができます。

幼児のクラスでは、音楽を聞きながらスカーフを丸める、広げる、振る、投げるといった動作を先生が指示したルールにもとづき子どもたちにも行ってもらいます。
このようなレッスンでは、体全体も動かして楽しく遊びながら音感やリズム感を養うことができます。

また、スカーフの色の種類はたくさんあり、イメージに合わせて使えば、視覚に働きかけ、創造力を高める効果もあります。
スカーフの色と音楽を関連付けて演奏すれば、子どもは色の名前をすぐに覚えて反応するようになります。
逆に、音を聞かせて色を選ばすように働きかけることで、正しい音感を見につけることも出来ます。

スカーフを使ったレッスンでは、同い年の子ども達と一緒に受け、時には役割分担や動きの掛け合いなども取り入れられるので、お友達との協調性や社会性も育むことができます。

スカーフは0歳から大人のクラスまで長く使えて、レッスンの効果が期待できるツールです。

スカーフを購入するには


リトミックのツールとして使うスカーフは、インターネット上にある販売サイトで購入することができます。


素材は、シフォンが多く、値段の相場は250円ぐらいで、自分で選ぶこともできますし、イメージに合わせてチョイスされた色がパックになったものも販売されています。
大手の生地販売店でも購入できます。
店頭で購入すれば、手触りなどがわかるので好みのものが探せます。

この記事を書いたプロ

小山真梨

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小山真梨(小山真梨音楽教室)

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