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コラム
生徒のピアノ上達のために役立つアイテム
2015年10月4日
ツールを上手く使ってピアノ練習をより楽しく効率的にしよう
ピアノの練習は、同じ曲を何回も弾くという地道な作業の繰り返しです。
ピアノが上手くなるには、忍耐力が必要になりますが、練習の時にレコーダーなどのツールを使って練習すると、練習の成果を客観的に振り返ることができるので、上達が早くなります。
ピアノは上達するにつれて、曲が長くなります。
曲が長くなれば、テンポが狂いやすくなり、リズムの取り間違いも増えてきます。
こんな時、メトロノームを使うと同じ速さで最初から最後まで演奏することができるようになります。
また間違った演奏をしているとメトロノームの刻む速さとずれが生じるので、ミスに気づいて修正することができます。
自分でミスを修正できるようになると、自分が演奏したいと思ったら、楽譜さえあればどんどん新しい曲が弾けるようになります。
ツールを上手く使えば、ピアノ演奏を今以上に楽しむことができるようになります。
メトロノームの種類や使い方
メトロノームは楽器演奏の練習によく利用されるツールです。
電子ピアノにはメトロノーム機能がついていますが、普通のピアノにはついていないので購入しなければなりません。
メトロノームは、昔ながらの振り子型と携帯可能な電子メトロノームの2つのタイプがあります。
最近では、スマートフォンのアプリにも登場するようになっています。
振り子型メトロノームは、ネジを巻いて使います。
おもりのついた棒が左右に動いてテンポを刻みます。
拍子に合わせてベル音を出す設定もできます。
電子メトロノームよりも、拍子音が大きく使いやすいという意見もあります。
値段は3,000円ぐらいからあります。
電子メトロノームは、スマートフォンを一回り小さくした大きさで携帯に便利な大きさです。
メトロノーム機能以外にチューナーがついたものもあります。
乾電池式のものが多く、スィッチを入れ、拍子の速度を自由に設定することができます。
値段は安いものなら1,200円ぐらいから、3,000円ぐらいの機種では、キャラクターがついたものもあります。
演奏を記録出来る音楽専用レコーダーと動画撮影について
音大に通う生徒の多くは、先生とのレッスンを全て録音し、自宅で再度聞いて勉強しています。
レッスン中は、メモをとりにくいし、先生の演奏は録音してぜひ自宅でのレッスンに役立てたいですよね。
演奏を記録する方法には、音だけを録音するレコーダーとビデオ撮影をする動画撮影の2通りの方法があります。
音だけの録音には音楽専用レコーダーを使います。
さまざまな便利機能が満載で、録音するだけのものから、多機能のものまで種類がたくさんあり30,000円以上するものもあります。
高価な機種では、マイクロSDカードで30時間以上高音質での録音ができるだけでなく、複数の演奏が重なっている時は、自分の演奏だけをクリアに聴き取る設定をすることができます。
また元々の音程から、ボタン操作で自分に合うキーに変更して再生することもできます。
チューニングやメトロノーム機能もついており、一定区間のリピート演奏を聴くことも可能です。
ビデオ撮影は、スマートフォンやタブレットPCを使って手間をかけずに録画できるようになっています。
ネット上で限定公開すれば、生徒の親ともレッスンの様子を共有できるため、とても便利です。
予算や使いたい機能の取捨選択をして自分に合うレコーダーを選びましょう。
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