マイベストプロ香川
石原幹子

茶の湯の楽しみ方を伝えるプロ

石原幹子(いしはらみきこ) / 茶道家

いしはらみきこ 茶の湯さろん

コラム

啜っていいのは薄茶だけ!?

2021年6月2日

テーマ:抹茶のこと

コラムカテゴリ:くらし

みなさま、ごきげんよう!
日頃から気になって、気になって
仕方がなかったのでつづりマス。

啜(すす)るとは、お蕎麦やうどん等を
「ぞぞー!」と音を立てて食べる、あの作法!?です。

茶の湯の作法としては、薄茶は「三口半」でいただくとされていて
最後の「半」は啜って飲み切るのですね。
ゴク、ゴク、ゴク、ゾゾーっ! といったイメージです。







ある日のこと、社中が私にたずねました。

「幹子先生、先日の〇〇茶会で、お正客さんと次客さんがお茶を飲みきる時に
ものすごい音を立てて飲んでいらっしゃいましたが、、、
あんなに音を立てないといけないのですか!?」

と。

私が記憶するに、
その時の正客&次客さんの流儀では薄茶は泡をあまりたてないので、
その感覚でいつも通り飲んだら
最後に残った泡がとてつもない音を立てたのでは!?

というのが私の見解です。

石州流讃岐清水派では、薄茶は泡を細かく点てます。
ふんわり、美味しそうに。。。
泡は細かいほど良しとされます。

が、流儀によっては泡はあまりたてず、
茶碗のなかの泡とそうじゃないところの「景色を愛でる」流儀があります。


ということで。


私は個人的に、茶席外での「啜る音」に疑問を感じることがあります。
例えば「蕎麦」は啜って食べるのが粋とさえ言われていますよね。

本来、箸文化の日本人が「啜る」という行為を始めたのには
「熱いものを冷まして口に運ぶ」という目的があるようです。
なるほどね。

ですが、スプーンのついたスープ、シチュー、カレー。。。
そんなものまで啜って召し上がる方が、高齢者に多くみられます。
なんのためのスプーンだ! という話です。

あとは悪口になってしまうので、やめます。(笑)


なるべく音を立てずに、優雅に食事を楽しみましょうね!


では、また。
ごきげんよう。

この記事を書いたプロ

石原幹子

茶の湯の楽しみ方を伝えるプロ

石原幹子(いしはらみきこ 茶の湯さろん)

Share

関連するコラム

コラムのテーマ一覧

石原幹子プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
080-4037-0350

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

石原幹子

いしはらみきこ 茶の湯さろん

担当石原幹子(いしはらみきこ)

地図・アクセス

石原幹子のソーシャルメディア

instagram
Instagram
facebook
Facebook

石原幹子プロのコンテンツ