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コラム

凍結防止剤の効能について

2021年1月14日

テーマ:防犯・防災

コラムカテゴリ:くらし

2021年初めての投稿になります。

遅くなりましたが本年も宜しくお願い致します!

雪が少ないと言われる香川県でもここ1週間ほど低温状態が続き積雪による路面の凍結がありました。

国道193号線をメインに維持管理業務を請け負っている弊社は早朝5時より出勤し、路線のパトロールと積雪や凍結した箇所に凍結防止剤の散布を行っています。


県道の山間部はこのように積雪があります。


国道になると一見問題なさそうに見えますが所々凍結しています。

画像中央奥に見える温度掲示板では-4度を示しています。

橋の上とかカーブで減速せずにそのまま走行するとスリップ事故の恐れがあります。


機械を積載した4WDダンプにスタッドレスタイヤを装着させた弊社車両で凍結防止剤の散布を連日行っています。

塩化カルシウムを主成分とした凍結防止剤は日当たりの良いところを中心にグングン路面を溶かしていきます。

ですが、-5度を超える寒さになると条件は変わってきます。

日当たりの良いところでは一定の効果が見込めますが、そうでないところは凍結防止剤の溶解も見込めず山間部では早朝に散布した状態が夕方になってもそのままだったりします。

凍結防止剤は決して万能ではなくその効能は温度条件と密接に関係しています。

厳しい寒さの日は散布したからといって安全ではないのです。

路面が凍結した日はスリップ事故が多発します。

警察の負担も増え所轄の土木事務所から維持管理を請け負っている建設会社に連絡が入り出動という流れなのですが、この凍結防止剤の性能効果について知らない行政職員も少なからず居て

朝のラッシュ時までに夏タイヤで走行できる路面状態にして下さい!

と信じられないことを平気で言ってきます。

温度が下がりすぎると溶解しないこと、圧雪した路面では除雪作業を行っても道路表面には凍結した氷の膜が出来ていること等を説明しますが担当職員が変わると(交代制なので)また同じ事を言ってくる場合もあります。

路面の凍結が疑われる日は車を出さないことが一番の安全策ですが、出勤などでどうしても動かす必要がある場合はスタッドレスタイヤの装着を検討して下さい!

それにプラス4WD車ですと更に安全性が高まります。

前輪駆動車も登り道などにも強く後輪駆動車よりも発進や走行安定性には有利です。

スタッドレスタイヤは価格は安くなってきているとは言え5万円前後(平均)の出費がありますが、大切な命が守られると考えて下さい!

早朝パトロールを行ったこの1週間、スリップ事故によりガードレールなどに衝突したり道路下に転落したり、大型車同士の衝突で道路が完全通行止めになる現場に多数遭遇しています。

限られた時期での使用頻度を考えると確かに出費は痛いですが、もしも事故になった時の損害を考えると必要な投資だと言えます。

繰り返しになりますが凍結防止剤を散布すれば大丈夫とは言えません!

また、晴れて積雪もなく路面が濡れていなくても外気温が-5度近くになると霜によって路面が凍結します。

このような日もスリップ事故が起きやすい日です。

充分に注意の上走行して下さい!

香川県高松市で 木造注文住宅から
土木、耐震補強 、舗装 、 家屋解体 、リフォーム
「お客様と一緒に作る家」をつくる、市原建設

この記事を書いたプロ

市原卓

診断と改修を行う耐震リノベーションのプロ

市原卓(株式会社市原建設)

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