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市原卓

診断と改修を行う耐震リノベーションのプロ

市原卓(いちはらたくみ) / 建築士

株式会社市原建設

コラム

ローコスト住宅と経済設計された住宅の違い

2020年2月14日

テーマ:家づくり

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 注文住宅

巷で良く耳にする「ローコスト住宅」とは何ぞや?

今まで見聞きした経験から私が考えるに大きく3つの要素があると思います。

1.材料費がローコスト

2.人件費がローコスト

3.経費がローコスト



1については使用木材のグレード・基礎に使用するセメントのグレードや鉄筋量・キッチンやユニバスなど住宅設備のグレードを低くする事が挙げられます。内装材や建具なども低いグレードですね。

2はプランを規格化して手間を減らし工期を早くする事で人件費を低く抑える事ですね。

3はモデルハウスやCMを打った場合の経費や設計料等でしょうか。

後は建物形状なんかも出来るだけシンプルに!そして屋根形状もシンプル且つ軒の出を無くしたタイプの家もよく見かけますね。

また設計料や本体以外の工事費(給排水工事など)は坪単価からは省かれている場合がありますので、その辺りを足していくと全然ローコストじゃ無かった!と言う意見もよくお聞きします。



次に経済設計された住宅ですが、これこそが弊社が建てている住宅そのものです。

強いてローコスト住宅との共通点を挙げるとすれば建物形状をシンプルにしているだけでしょうか・・・

これには深い理由があって形状をシンプルに、例えば2階建ての場合上下階の柱や壁の位置を揃えると梁を無駄に太くする必要がないのです。




不必要に太い梁を使うと言うことは木材原価が高くなるばかりか図のように荷重の流れも複雑ですから本来、構造設計も緻密に行う必要があります。

出来るだけ形状はシンプルにすると木材使用量を最低限に抑えて耐震等級3の家を設計する事が出来ます。

また、弊社の住宅では使用木材はローコスト系住宅でよく見かけるホワイトウッド集成材をではなくて国産ヒノキ4寸角を土台や柱に使用しています。日本の気候風土に合った耐久性の高い高品質木材です。


樹齢100年のヒノキを使用した和室です。

Y様邸和室
木材原価率、かなり高めです!

写真のような柱が見える真壁和室は腕の良い大工さんでないと施工出来ません。

屋根も形状はシンプルですが軒の出はしっかり取っています。


Y様邸外観

急な雨の時や夏の強い日差しを和らげる効果もありますね!

樋の付いている黒い部分(破風板や鼻隠し)も屋根材と同等のガルバリウム鋼板で施工していますので耐久性も抜群です。

このような形状だと後々のメンテナンスも楽ですよね!

建物を兎に角頑丈に!且つ断熱性能に優れ、耐久性も抜群に高い。

だけど価格はローコスト並みです。



ローコストと経済設計の違い、お分かりいただけたでしょうか?

香川県高松市で 木造注文住宅から
土木、耐震補強 、舗装 、 家屋解体 、リフォーム
「お客様と一緒に作る家」をつくる、市原建設

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