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三木孝一

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三木孝一(みきこういち)

三木ファイナンシャルプランナー事務所

コラム

経営者のための逓増定期保険

2015年6月26日

逓増定期保険ってなに?

逓増定期保険は「ていぞうていきほけん」と読みます。難しい名前ですが、この「逓」の字には「送る」「順次に」「次第に」などの意味があります。「増」は、もちろん、増えること。「逓」と「増」をあわせると「次第に増えていく」ということになります。

逓増定期保険は、法人契約を前提に開発された生命保険で、保険期間満了までに保険金額が契約当初の金額から5倍まで増加します。

会社経営に大きな影響がある社長や役員などを対象にした保険で、保険料の一部を損金として計上できるため節税対策になったり、解約時の解約返戻金を退職金や設備投資にあてたりすることができます。 

逓増定期保険のしくみ

逓増定期保険は満期保険金がない掛け捨ての保険です。

この保険の最大の特徴は、解約返戻率が契約後早い段階で高くなることです。満期保険金はゼロですが、解約返戻金は数年で支払った保険料の100%に近くになるため、保険に入りながら貯金しているという形になります。解約返戻率は、契約後10年以内にピークむかえ、95%~100%になります。

例として、
加入年齢:40歳、死亡保険金額:1億円、保険料:年払1000万円、保険期間:70歳、加入後5年で解約という条件で見てみましょう。

さて、まず保険料ですが、年払い1000万円×5年間で総額5000万円になります。その時点の解約返礼率が97%に上昇しているとすれば、解約返戻金は5000万円×0.97=4850万円になります。

この解約返戻金を、たとえば役職者の退職金にあてる、あるいは設備投資などあてるといった活用方法を考えることができるわけです。

もう一つ、この逓増定期保険には大きな特徴があります。支払う保険料の最大50%が損金計上できる点です。経費として扱えるわけですから節税対策として活用できます。

節税対策と解約返戻金の活用、この二つが多くの経営者にこの保険を選択させている理由です。

多くの会社が活用する逓増定期保険

逓増定期保険の本来の考え方は「企業が年々成長していくことにあわせ、経営者に必要な死亡保障額も増加する必要がある」ということにあります。1990年頃、外資系の生命保険会社で開発されました。

現在では、先に述べたように、保険料が経費として扱えるため一つは有効な節税対策として、また、解約時の返戻金を退職金や設備投資などにあてるといったメリットを考え、多くの会社が逓増定期保険を活用しています。

いずれにせよ、企業の成長を後押しする保険という点でメリットを持った保険です。

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