新年あけましておめでとうございます
TikTokを運用するにあたって、避けられないのが動画編集です。動画の質を左右する重要な作業であり、同じ素材でも編集方法によって面白さや見やすさが大きく変わります。
TikTokでも編集機能は備わっていますが、高度なコンテンツを制作したい場合は「Capcut」がおすすめです。今回の記事では、TikTokで人気の動画編集アプリ「Capcut」について詳しく解説します。初心者でも使いやすいアプリなので、ぜひ参考にしてください。
Capcutの概要
Capcutとは、TikTokを運営するByteDance社によって開発された動画編集アプリです。動画編集に必要な機能が多く搭載されていますが、無料でダウンロードできます。直感的な操作が最大の魅力であり、初心者でも高画質な動画を制作可能です。
また、TikTokやInstagramなどSNSとの連携にも対応しています。Capcutで制作した動画をそのままTikTokに投稿できるので、個人・法人に関わらず多くの人に利用されているアプリです。
【Capcut】無料版と有料版の違い
Capcutは無料でダウンロードできますが、有料版も存在します。本格的に動画編集を行いたい場合は、有料版である「Capcut pro」がおすすめです。無料版と有料版では、以下のような違いがあります。
クラウドストレージの容量
Capcutではクラウド上に動画をアップロードし、動画の保存・共有などを行えます。無料版のクラウドストレージの容量は1GB(初期設定時)であり、自動アップロードをオンにすることで6GBまで増やせるようになります。
一方で、Capcut Proはストレージの容量が100GBなので、より多くの動画をバックアップしたり、共同編集したりすることが可能です。
エフェクト・フィルター・アニメーション・オーディオ編集の種類
Capcut proに加入することで、さまざまなエフェクト・フィルター・アニメーション・オーディオ編集を利用できるようになります。無料版でも使えるものはありますが、より高度な編集を行いたい場合は有料版がおすすめです。
GIF画像のエクスポート時の画質
CapcutではGIF画像を作成できますが、高画質でエクスポートしたい場合は有料版への加入が必要です。無料版は240Pであるのに対して、有料版は320P・640Pも選択できます。
編集機能の数
Capcut Proでは、AIエフェクトや動画の画質調整、自動リフレームなどの利用が可能です。AIエフェクトとは、プロジェクトにインポートした画像をもとにAIが画像を生成してくれる機能を指します。無料版では使えないので、必要な機能を考えて有料版への加入を検討しましょう。
Capcutの編集機能と使い方
初めて動画編集を行う場合は、基本的な機能から使いこなせるようになることが大切です。下記では、TikTokの動画制作で役立つ編集機能と使い方を紹介します。
動画をカットする
TikTokでユーザーの興味・関心を惹くような動画を制作するためには、不要なシーンをカットする作業が不可欠です。ユーザーに必要な情報だけを残すことで、ストレスなく最後まで視聴できるようになります。動画のカットは、視聴完了率や視聴維持率を向上させたいときに有効です。
- カットしたい動画をタップして選択する
- 再生ヘッドをカットしたい部分の冒頭に合わせる
- 「分割」をタップする
- カットしたい部分の最後に再生ヘッドを移動させる
- 「分割」をタップする
- 独立した不要クリップを選択して「削除」をタップする
素材をカットした後は、繋ぎ目に違和感がないか必ず確認しましょう。
テキストを追加する
TikTokで動画にテキストを入れると、内容がユーザーに伝わりやすくなったり、再生回数や視聴完了率の向上につながったりします。
- メニューから「テキスト」をタップする
- 「A+テキスト追加」をタップする
- テキストを入力する
- 「フォント・スタイル・エフェクト・アニメーション・吹き出し」を設定する
- フォントの位置をドラッグで調整する
- タイムライン上でフォントの表示位置を調整する
テキストを追加する際は、文字の色・サイズ・位置に注意が必要です。これらを意識することで、文字入れ効果を高められます。
再生速度を変更する
TikTokにおいて、動画のテンポは非常に重要です。適度に再生速度を変更すると、最後まで視聴してもらえる可能性が高まります。
- 再生速度を変更したい箇所を分割して独立させる
- 独立させたクリップをタップして選択する
- 「速度」>「通常」をタップする
- スライダーをドラッグして再生速度を変更する
同じ内容の動画でもテンポ感を良くすることで、ユーザーの興味・関心を惹きやすくなります。
音声を追加・修正する
TikTokでの「音」は、スクロール防止効果があると言われています。動画の内容に合った音声を追加することで、効率的にユーザーの興味・関心を集められるでしょう。BGM・音楽だけでなく動画の節目に効果音も入れると、最後まで楽しんで視聴してもらえます。
- 「オーディオ」をタップする
- 音楽/BGMを追加する場合は「楽曲」・効果音の場合は「エフェクト」をタップする
- 追加する音楽・BGMを「TikTokのオリジナル楽曲」や「マイミュージック」から選択する
- 「+」をタップし、タイムライン上で位置や長さを調整する
音楽やBGMによって動画の雰囲気が大きく変わるため、内容に合ったものを選択することが大切です。
エフェクトを追加する
Capcutには、さまざまなエフェクトがあります。エフェクトを使えば、初心者でもおしゃれに仕上げることが可能です。
- 「エフェクト」をタップする
- エフェクトの種類を選択する
- 「調整」をタップし、プレビューを確認しながら必要に応じて変更する
- 「チェック」をタップして確定する
Capcutのエフェクトは、「動画エフェクト」「ボディエフェクト」「画像エフェクト」の3つが用意されています。過度に使うと見づらい動画になるので、注意が必要です。
CapcutでTikTokに投稿する動画を編集しよう
TikTokにも編集機能は備わっていますが、より質の高い動画を制作したい場合はCapcutがおすすめです。基本的な機能はもちろん、フォントやエフェクトなどの種類が豊富に用意されています。
初心者でも直感的に操作しやすく、一般的な編集であれば無料で利用できます。ただし、ユーザーの興味・関心を惹く動画を制作するためには、TikTokや編集の知識・ノウハウが必要です。
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