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飯間由季プロのご紹介
本物のバレエを通して、共に輝き、夢を叶える(3/3)
発表会やコンクールなど舞台に立つ経験が力になる
「自分が経験した“舞台に立つ”という感動を、少しでも多くの子どもたちに味わってほしい」。そんな思いから、発表会にも積極的に取り組む飯間さん。2014年開催の発表会では、クラス単位の踊りに加え、希望者によるバリエーション(一人踊り)、生徒全員で踊る現代バレエのネオクラシックなど、多彩な角度から舞台に立てる場を設けました。プロの手によるヘアメイクを施し、日頃のレッスンの成果を多くの観客の前で披露する子どもたち。舞台を終えた後には、ひと回り大きく成長した姿が見受けられます。
また、バレエ留学やコンクールに関しても手厚くサポート。特に、コンクールを目指す子どもたちには専用のプログラムを用意し、個人的にレッスン。近年では小学1・2年生部門も新設され、小さなうちからコンクールにチャレンジしています。「みんなで楽しく踊る発表会と違い、コンクールはたった一人で踊らなければなりません。1分半程度の短時間で、いかに練習の成果を発揮できるかが問われるため、メンタル面を鍛えることも大切な練習です。結果だけに捉われず、自分の力をすべて出し切れたという達成感をまずは味わってほしいです」
さらに、過去にバレエに親しんだものの仕方なくやめてしまった―、そんな人が再び舞台に立てる機会も計画中だとか。「昔バレエを習っていたけれど今さらできない、という声を聞くたび、とても残念に感じます。そこでバレエOGの人たちと一緒に大きな作品を作り、舞台に立つ喜びを共に味わってみたいですね」と、今後の夢に目を輝かせます。
(取材年月:2015年2月)
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