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飯間由季

現役ダンサーとして本物のバレエを子どもに教えるプロ

飯間由季(いいまゆき) / ダンサー・振付家

クラシックダンスクラス ユキ

コラム

バレエのおうちレッスン「美しい歩き方・走り方」で歩き方の癖を改善!

2015年7月19日

テーマ:おうちレッスン

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: 歩き方 つま先

美しい歩き方はかかとから着地して足裏全体でしっかりと蹴る

バレエでは踊る以外に、舞台の袖へ歩いたり走ったりする動作が結構あります。ですから、美しい歩き方や走り方というのは大切になってきます。

美しい歩き方は、まず正しい姿勢を整えてから。身体の中に1本の軸が通っているように意識します。
そして、かかとから着地して足裏全体に体重を乗せます。指の裏を床につけて、かかとはできるだけ高く上げるドゥミ・ポアントを通過するようなイメージで地面を蹴ります。

胸を張って、しっかり足を頭より前に出しましょう。廊下などで一本のラインの上を歩いているイメージで練習します。足元に気をとられて目線が下にいかないように気をつけてください。
歩いているときも、上半身は引き上げられているようなイメージを忘れずにするようにしてくださいね。

美しい走り方は軽やかにルルヴェを小刻みにするイメージで

バレエでの走り方は歩き方と同様に正しい姿勢にします。

そして、かかとを上げ、爪先で立つルルヴェから足裏を意識して走ります。足を引きずらないようにしますが、飛び跳ねずに足を動かします。軽やかに爪先と膝は伸ばします。前へ移動するので前かがみにならないように気をつけてください。

走る時は腕の動きに意識を忘れがちなので、肘が落ちたり、指先がだらんとしたりしないように、腕や手にも意識をもつようにするとより美しい走り方になります。

歩き方の癖を直して美しい歩き方をマスターしましょう

最近は電車の中や歩きながらスマホを見る方もいるので、全体的に猫背になりがちなのではないでしょうか。

重心が低くなって腰が落ち、膝を曲げて歩いている方もいるようです。歩いている時の姿勢は、自分ではわかりにくいものですね。ショーウインドーなどに映っている姿をチェックして、意識するようにしてみてください。

また、靴底の減り方で歩いているときに正しい姿勢になっているか悪い姿勢なのかすぐに判断できます。

親指とかかと部分が左右同じように減っているとよい歩き方をしている証拠だそうです。左右どちらか一方が減っている場合はその方向に重心が傾いているので、正しい姿勢で左右対称を意識して歩き方のクセも解消しましょう。

バレエをしていると、日常的に歩く時や走る時にも姿勢や足運び、腕の動かし方にも意識するようになっています。正しく歩くことでお尻や太もも、ふくらはぎの筋肉が引き締まります。

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