本気で下半身痩せしたいならバレエエクササイズが効果的

2015年7月11日

テーマ：40代・50代の大人バレエ

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：美脚

美脚を追求された動きのバレエエクササイズ

バレエの足運びは、ほかのダンスに比べ、丁寧で洗練された動きが特徴ではないでしょうか。

約400年以上の歴史を重ねて、肉体の美しさや洗練された表現を追求したダンスがバレエなのです。
ですから、美への探求に焦点を絞られたエクササイズでもあるのです。

クラシックバレエは脚のラインで魅せる芸術でもあるので、特に下半身を美しく鍛えるメソッドが確立されています。ただ単に痩せるのではなく「美しく」がポイントなのです。

下半身を細くするにはハードなトレーニングは不要

バレエのレッスンではバーレッスンが基礎となります。
バーレッスンでは激しい動きはありません。ゆっくりと呼吸しながら、脚のポジションや腕のポジションを意識しながら形を覚えていきます。

バーを持ちながら土踏まずを引き上げたり、ゆっくりと両脚の足指で立ったり。すべての動きにおいてゆっくりとした動きを行います。そうすることで身体の芯の筋肉を鍛えるのです。

足指、土踏まず、足首、ふくらはぎ、膝裏、内もも、ハムストリングス、大腿四頭筋、お尻まわりの大殿筋など下半身の筋肉を感じながら、正しく筋肉を育てていきます。激しい運動ではありませんが、しっかりと下半身をシェイプします。

リンパ節を刺激するので無駄なむくみやセルライト解消に

身体中に張り巡らされたリンパ管にはリンパが流れています。

リンパとは冷え症や血行障害、免疫改善といった大切な役割があるのですが、運動不足やストレスなどで滞りやすいといわれています。リンパが滞ると、むくみや老廃物が排出されないために、疫の低下や疲労、肩こりなどさまざまな悪影響があります。

体中のリンパが集まるリンパ節はたくさんありますが、大きくは鎖骨、脇の下、腹部、脚の付け根、膝裏にあります。バレエではリンパ節を刺激する動きが多くありますね。

特に太ももやお尻はむくみやすいので、脂肪がつきやすくセルライトもできやすい場所です。でも、バレエの動きによって膝裏や脚の付け根を鍛えたり、よく動かしたりするのでリンパの流れがよくなるんですよ。

バレエエクササイズをしっかり行うことで、むくみ予防やセルライト解消にもなります。

この記事を書いたプロ

現役ダンサーとして本物のバレエを子どもに教えるプロ

飯間由季（クラシックダンスクラスユキ）

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